iPhone修理、どちらを選ぶ?正規店と非正規店の使い分け!
iPhone修理の正規店と非正規店の違い
正規店と非正規店の違いはAppleからの認可を受けて修理サービスを提供しているか否かにあります。Appleからの認可を受けるということは、Appleが提供している純正の修理パーツを使って修理をすることができる、店舗のサービスクオリティや設備、修理をする技術スタッフがAppleの設ける基準を満たしているということです。
一方で、その基準を満たすだけのコストが掛かり、修理費に上乗せされている場合や審査基準が厳しく認可された修理店が数少ないという問題もあります。
非正規のiPhone修理屋さんも大別すると総務省(国)の認可を受けている修理屋さんと非認可の修理屋さんに分かれています。正規店と非正規店の具体的な違いは以下のメリット・デメリットでご紹介します。
iPhone修理正規店で修理を受けるメリット
- Appleの製品保証やAppleCare+を適用できる: AppleCare+に加入であれば2年間の無償修理の適用が受けられるのと、画面が割れた際に2回まで安い金額で修理サービスを受けられることが最大のメリットです。
- リコールに対応ができる: リコールが発生した場合に正規店であれば特別なサービスを受けることができます。
- 部品の品質は非正規と比較すると良い: Appleから正式に供給された修理パーツを使っているので、交換した部分は新品と同等の品質を受けることができます。
iPhone修理正規店の修理を受けるデメリット
iPhoneユーザー数に対してのアップル正規店は少ないので平日も混雑する: ユーザー数に対しての正規店の店舗数が足りていないので、平日でも時間帯によっては混雑します。更に休日では当日来店ではスムーズにサービスを受けることが難しいです。予約なしの場合ですと最大5時間待って、自分のiPhone診断の順番がまわってきたなどの話がよくあります。
修理は基本的には初期化を前提に進める: iPhoneのバッテリー交換やカメラ交換などの修理は故障具合によってはiPhoneの初期化が必要ない場合がありますが、交換するパーツの相性などによっては初期化してからでないうまく連動できない場合などがあります。基本的には正規店で修理をする場合にはバックアップをしておかないと正規店修理はデータが無くなるという考えで行ったほうがいいです。
非正規店で修理を受けるメリット
- データを消さないで修理ができる: 非正規店でのiPhone修理の最大の魅力はデータを消さないで修理ができることです。
- 非正規店でしかできない修理がある: 正規店はカメラやディスプレイやバッテリーなど故障の症状が多い部品がサービスとして提供されていますが、細かい修理サービスまで提供されていないので、例えば充電ドックの接続が悪い、リアレンズが割れた場合、ホームボタンが反応しない、スリープボタンが反応しない、マナーモードのスイッチ(サイレントスイッチ)が調子悪い、バイブが反応しない、3年を経過したiPhoneのバッテリー膨張の場合などの故障の場合には本体まるごとの交換対応になってきます。非正規店は細かい修理サービスをウリとしていますので上記のような症状の場合でも部分的な修理サービスを受けることが可能です。
- 修理完了までが早い: 正規店のデメリットの真逆になりますが、非正規店の方が店舗数が多いので、混雑や長時間待たないで修理サービスを受けることが可能です。待機時間の目安としては最大2時間ほどです。
非正規店で修理を受けるデメリット
- Appleに今後持っていくと改造品の判定になる: 非正規店で修理サービスを受けたiPhoneはApple的には改造品の扱いになりますので、お使いのiPhoneがAppleCare+や1年間の保証期間内であった場合に今後Apple純正の保証サービスを受けられなくなる場合があります。
- 修理パーツの質が違う場合がある: 非正規店での修理パーツはAppleから供給されているものではないので、品質にばらつきがあります。そのため、修理後に不具合が出ることもあります。
修理先選びのポイントまとめ
以上、iPhoneの修理について、正規店と非正規店の違いについて詳しく解説しました。
どちらを選ぶかは、自分のiPhoneの状況や予算によります。
- 内部のデータを消去しても大丈夫なのか?
- 購入時の保証、保険が残っているか?
- 修理後にどの位使い続けたいか?
- 修理にかけられる予算はどのくらいなのか?
修理を検討する際には、これらの情報も参考にしてお考えください。
カテゴリー