iPhoneやスマホ充電トラブル【よくある原因と対処】
【iPhoneの充電問題を解決する方法】
iPhoneやiPadの充電が上手くいかない時、修理に出す前にいくつか試す方法があります。
充電に関する問題はいくつかの原因で起こることがありますが、自分で解決できることも多いのです。ここではよくある充電トラブル原因と、それを解決する方法を簡単に説明します。
【充電問題のおもな原因とは】
充電ができない、または充電が不安定な場合、主な原因は以下のいずれかです。
1. ケーブルの問題(断線や端子の損傷など)
2. 充電器の端子やiPhoneの端子の故障
3. iPhone自体の故障
ケーブルの問題には、断線や端子の損傷などがあります。また、Appleが認証したケーブルを使用していないと、充電ができない場合があります。そのため、信頼できるメーカーのMFi認証済みのケーブルの使用が推奨されます。
ケーブルや充電器が古くなると起こるトラブルは?
- 充電速度の低下が起こる:近年発売されたiPhoneは急速充電に対応しており、20Wの充電器を使用することで約2時間で充電が完了します。5Wの古い充電器では約5時間かかります。他にも、古い充電器や充電ケーブルを使用すると充電速度が著しく低下します。経年劣化によりケーブル内部の線材が損傷し、電流の流れが悪くなるためです。また、充電器自体の効率も時間とともに低下します。そのため、古い充電器を使用する場合は充電に時間がかかることが予想されます。新しいiPhoneを効率的に充電するためには、急速充電に対応した充電器やケーブルを使用することがおすすめです。
- 過熱、発火の可能性がある:ケーブルや充電器の劣化により、使用中に過度に熱を持つことがあります。これは、内部の電流が正常に流れず、抵抗が増加して熱を発生させるためです。過熱は、火災やユーザーへのやけどなど、安全上のリスクを伴います。
- バッテリーへの影響も出てくる:古い充電器を使用すると、適切な電流がバッテリーに供給されない場合があります。これは、バッテリーの寿命を縮める原因となり、最終的にはデバイスの使用時間が短くなることにつながります。不安定な電流は、バッテリーの劣化を早め、膨張などの物理的な損傷を引き起こす可能性もあります。
【Apple正規品のケーブルの重要性】
粗悪なケーブルは安いですが、すぐに壊れたり、最悪の場合iPhoneを故障させるリスクもあります。信頼できるメーカーのMFi認証ケーブルの使用は、そのようなリスクを避けるためにも重要です。耐久性のあるケーブルを選ぶことで、長期的にはコストを節約できます。
【充電ポートの構造とトラブル原因】
iPhoneの充電ポートは、端末底部にあります。
充電ケーブルを挿入するためのものですが、その空間が狭まくて掃除がしにくい事もトラブル原因となることがあります。髪の毛や小石、繊維がこのポートに入ることがよくあります。繊維やハウスダスト、油脂、飛沫なども入ってしまって乾き、固まると、充電ケーブルがきちんと挿入できなくなり、充電がうまく機能しない場合があります。
【充電ポートの清掃方法】
充電ポート掃除にも注意が必要です。
充電ポートの中はとても細かい接続端子が敷き詰められているので、自分で作業を行う際には傷つけたり、端子を曲げたり、静電気が発生しない様に注意が必要です。自己修理で二次被害的に破損させてしまうケースは多くあります。
作業順番としては充電ポートを損傷から守るために、細いピンセットを用いて、充電ポートをよく見て、ピンセットでゆっくりとホコリや繊維を取り除きます。力を入れすぎないように注意し、ポートの内部傷つけないように慎重に作業を行います。ピンセットが太い場合は、もっと細いものを使うとよいでしょう。
充電ポートを掃除する作業を行う時はiPhoneを完全にシャットダウンしてから、充電ポートの清掃を行ってください。充電器やケーブルを変えてみることも、盲点になりやすい事ですが大事であり、おすすめです。もし問題が解決しない場合は、修理店に連絡して専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。修理が必要な場合は、非正規修理店や認定サービスプロバイダーなど、お近くの店舗に持ち込むこともできます。
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