PS5の日本だけ値上げの理由とユーザーの反応
予想されているPS5値上げの理由とは?
今回のPS5と周辺機器の値上げ金額は以下の通りです。
製品名 | 旧価格 (税込) | 新価格 (税込) | 値上げ実施日 |
---|---|---|---|
PS5本体 (ディスクドライブ搭載版) | 66,980円 | 79,980円 | 2024年9月2日(月) |
PS5デジタル・エディション | 59,980円 | 72,980円 | 2024年9月2日(月) |
DualSense ワイヤレスコントローラー | 9,480円 | 11,480円 | 2024年9月2日(月) |
PS VR2 | 74,980円 | 89,980円 | 2024年9月2日(月) |
今回のPS5の日本だけの値上げは、多くのゲームユーザーにとって衝撃ニュースでした。
ソニーがPS5の価格を日本だけで値上げした理由は、円安や原材料価格高騰が影響しており、日本市場においても価格を上げる必要が生じたと考えられます。かつてソニーは日本市場を重要視して、販売価格を優遇してきましたが、現在のゲーム販売の主戦場は、既にアメリカやヨーロッパに移っておいます。つまり、以前よりもゲーム販売における日本市場の価値が低下している様です。
さらに、ソニーのゲーム事業は様々な戦略を同時展開しており、PS5本体の売り上げだけでなく、PCや他のプラットフォームでの収益を上げる方針を取っています。このような変化から、日本市場で値上げが決定されたと考えられます。
これまでの値上げとコントローラーの問題
PS5はこれまでに3回の値上げが行われており、初期ロットから合計2万5000円の価格が上昇しています。
当初の価格は5万4197円だったものが、現在では7万9980円に達しています。このような大幅な値上げは、特にこれから購入を考えているユーザーにとって大きな負担です。
他に、PS5本体だけでなく、コントローラー価格も値上げされています。
コントローラーはゲームプレイで非常に重要なデバイスですが、スティックなどの特によく使う部品が壊れやすいという問題があります。使用頻度が高いため、買い替えが必要になることも多く、今回の値上げで1万円を超える価格になったことで負担が増しています。このような状況でPS5を選ぶことに慎重にならざるを得ないでしょう。
家庭用ゲーム機離れの加速
PS5の販売価格は8万円に達し、家庭用ゲーム機離れが加速するのではないかという懸念が高まっています。
かつて、家庭用ゲーム機は子供たちや若年層に広く普及し、ゲーム人口を増やす役割を果たしていましたが、現在の高価格ではその役割を果たすのが難しくなっています。
家庭用ゲーム機の未来について考えると、ソニーがどのような戦略を取るのかが注目されます。特にPC市場への流れが強まる中、8万円もの価格を払って家庭用ゲーム機を購入するユーザーは減少するでしょう。今後、コンソール市場の動向に注視し、ソニーがどのように対応していくのかを見守る必要があります。
PS5が突然値上げされた背景
今回のPS5値上げは1万3000円も上乗せされ、XなどSNS上で驚きと困惑の声が上がっています。
PS5は2020年11月に発売され、今年で4年が経過しています。発売当初から時間が経ち、製品自体も市場で成熟している製品であり、このタイミングで値上げは、新規購入を考えているユーザーにとって厳しいものがあります。
物価高騰の中、ソニーがPS5価格を維持するのは難しいのかもしれません。
しかし、4年も経過した製品をこの時期に値上げするというのは、なかなか多くのユーザーにとって受け入れがたい状況の様です。値上げにより、他のゲーム機やPCへの移行を考える人が増えているのは間違いありません。実際、SNS上でもPS5値上げと同時に「ゲーミングPC」や「Xbox」に関する話題がトレンド入りするなど、PS5の価格に対する不満が広がっています。
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