古いスマホで何ができる?【SIM取り外した後】
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SIMカード入ってないiPhoneは何ができる?
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まず、「SIMカードを抜いた古いスマホ(以後、“旧端末”)」で何ができて何ができないかを整理することが、使い終わったiPhoneの活用法を考える出発点です。
SIMを抜くと、携帯キャリアのモバイル回線による通話・データ通信が使えなくなる。
つまり、外出先で電波だけでネット接続したり電話を受けたりすることはできない。
一方でWi-Fi 接続のネット通信・アプリ利用・サブスク視聴・LINE通話・メール(キャリアメール除く)など、Wi-Fi に繋げれば、Wi-Fi接続のときだけだが機能が使えるようになる。
この「できないこと・できること」の違いを基に、旧端末をどう使うかを考える必要があ離ますよね
予備のスマホにして(Wi-Fi 運用)使う
古いスマホのもっとも基本の使い方は、旧端末を Wi-Fi だけで使うサブ機 として利用する方法。
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このWi-Fi専用の使い方の利点は以下のとおり:
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メイン端末のバッテリー消費を抑えられる
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通知やアプリ操作を分けて使える(例:メインで電話しながら、旧端末でSNSを操作)
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外で通信したいときは、メイン端末をテザリングして旧端末を接続できる
ただし、Wi-Fiだけでは利用できない機能(例:キャリアメール、一部の認証SMS受信など)
は使えなくなる点に注意。
サブスク・動画・音楽専用機にする
旧端末を 動画視聴・音楽再生専用機 とする方法は、用途を限定して効率的に使う方法だ。
ポイントは以下:
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ほとんどのサブスク系(Amazonプライムビデオ、Netflix、Apple Musicなど)は1契約で複数端末からアクセスできる
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同時視聴が制限されるサービスもあるため、旧端末用に使うなら視聴時間が重ならないようにする
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台所・寝室・子ども用など、場所を固定して使うと便利
これにより、メイン端末の負荷を減らしつつ、快適に映像・音楽コンテンツを楽しめる。
ゲーム・アプリ専用機にする
旧端末を ゲーム専用、アプリ運用機 として使うのもおすすめ。
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一度購入したアプリは、同じApple IDやGoogleアカウントであれば再インストール可能
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通知を切って集中プレイに使える
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クラウドセーブ対応のゲームなら、旧端末でプレイしてメイン端末で続きを遊ぶこともできる
旧端末を遊び専用にすることで、メイン機の電池やストレージを温存しながら、趣味の時間を楽しめる。
見守りカメラ・防犯カメラとして使う
旧端末を固定して、見守り・防犯カメラとして使う方法もある。
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常時電源とWi-Fi環境を用意すれば、家庭内に設置して遠隔確認が可能
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アプリ(例:Alfredなど)を使えば、外出先からも映像を確認できる
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マイクで声かけができる機能もあり、ペットやお子様の見守りに便利
無料範囲でも十分使えるが、高画質録画などは有料になる場合もある。初めての防犯・見守り用途に向いている。
車載端末・音楽再生用スマホにする
旧端末を 車用の音楽・動画再生機 として使うのも実用的。
Bluetooth対応のカーナビなら、無線で音楽を飛ばしてスピーカーから再生できる。USBケーブル接続やHDMI出力に対応していれば、動画視聴も可能だ。初回設定を済ませれば、次回からは自動で接続されることも多い。
停車中に子どもに動画を見せたり、ドライブ中に音楽を流したりといった使い方ができ、車内エンタメを快適に楽しめる。
ライブ配信用の専用スマホとして使う
最近では、旧iPhoneを ライブ配信専用のスマホ として使う人が増えている。
ライブ配信アプリやSNSの配信機能は、常にカメラで動画を撮影しながらデータをサーバーに送り続けている。このため、CPUの稼働率が高く、バッテリー消費も非常に早い。長時間配信を続けると、本体が熱を持ちやすく、時には高温警告が出ることもある。
さらに、配信中はiPhoneを休ませる時間が取れず、充電しながら使われることが多い。つまり、ライブ配信はスマホにとってかなり過酷な環境だ。
このため、最新のiPhoneを配信専用に使うと、本体の劣化が早く進む恐れがある。実際、配信者の中には、少し前のモデルの中古iPhoneを配信専用として使っている人も多い。
中古や古いiPhoneを使うメリットは以下の通り:
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故障しても被害が小さい
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発熱やバッテリーの負担をメイン機から分散できる
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通信やカメラ性能が十分なら、配信品質も問題ない
もし普段使っている最新iPhoneが壊れると、連絡先や写真、アプリデータの被害が大きくなる。だからこそ、ライブ配信のような負担の大きい用途には、サブ機を専用にするのが賢い選択といえる。
スマホを売却して資金化・周辺機器購入に充てる
使い道が思い浮かばない、もしくは旧端末が古すぎて使いにくい場合は、売却して資金に変えるのも良い方法。
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iPhoneは特に下取り価格が高くつきやすい
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Androidでも状態やモデルによっては数千円~数万円の査定になる
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付属品をそろえると査定額が上がる
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売却資金を新しいケースやイヤホンの購入に回すのも有効
使わないまましまっておくより、次の端末や周辺機器に投資した方が生活の質が高まる。
旧端末は、ただ放置しておくのではなく、自分の生活スタイルに合った形で再利用できる。通信やカメラの性能がまだ十分な古いiPhoneなら、サブ機や配信専用機として活躍させるのが最も賢い方法。
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