iPad Air 2のバッテリー交換の実例

PadAir2のバッテリー交換は素人が試みるべきではありません。特に、iPadAir2やiPadmini4など、ガラスと液晶パネルが一体になっているモデルでは、分解する時にパーツを破損させるリスクが高く、修復には高額な費用がかかる可能性があります。

バッテリー交換を考えている場合は、修理専門店に相談してください。iPad系の専門知識と修理経験を持った専門家が安全に修理を行ってくれます。

■iPadAir2の修理の詳しい記事はこちら←

この作業はiPhone以上の修理経験と技術が必要なため素人には難しいです。また、作業中にパーツを破損させてしまうと、逆に修理に高額な費用がかかる場合もあります。そのため、iPadのバッテリー交換は、修理金額と修理期間など比較した上で修理店や正規店に依頼するようにしましょう。

※メーカー正規店に依頼すると、内部データを消去してから修理になります。また、メーカー修理は３〜７日かかります。条件比較すると修理専門店が手軽です！

iPadのシリーズの違いで構造が微妙に違う

iPadのタッチ感度が悪くなった場合、修理作業の問題が原因である可能性があります。

iPadのパネルとフレームは両面テープで固定されています。しかし、両面テープにデジタイザーの配線がくっついてしまうと、配線の取り回しが悪くなり（配線が引っかかる）、しばらく使用するとタッチが効かなくなったり、タッチが乱れるようになることがあります。

iPadAir2の場合、配線はホームボタンの右側にあります。 iPad5の場合、配線は右下のサイドにあります。 iPadmini4の場合、配線はホームボタンの右側にあります。

以上の様にiPadの種類によって配線の取り回しや接着テープの位置が異なるため、修理を行う際には注意が必要です。修理を行う店舗がこの点を意識していない場合、トラブルの原因となる可能性があります。

iPadシリーズの共通のよくある故障

「iPadのバッテリー交換をするべきかどうか？」の目安ついて説明します。

iPad miniのバッテリー交換の目安は、一般的には2年半から3年が寿命とされています。もし使用年数が経過し、電池持ちが以前よりも悪く感じられたらバッテリー交換をおすすめします。

なお、iPadにはバッテリーの状態を確認する機能が備わっていませんが、当店では専用ソフトを使用してバッテリーの劣化具合を数値で確認することも可能です。しかし、通常は使用年数とお客様の体感で判断させていただいています。

また、iPad miniの電源が付かない症状はバッテリーの劣化が原因となることもあります。

※動作している時の発熱が大きい場合は、バッテリー以外にも原因があることもあります。