KADOKAWAサイバー攻撃被害が話題!?Googleの漏洩チェックサービスを解説!
事件の発端
大手出版社のKADOKAWAの子会社であるドワンゴがサイバー攻撃を受けた事件は、多くの人々に衝撃を与えました。この事件の始まりは、KADOKAWAの子会社であるドワンゴが運営するニコニコ動画のシステムに不正アクセスが発生したことからでした。ニコニコ動画は、多くのユーザーが動画を共有し楽しむためのプラットフォームであり、日々多くのデータがやり取りされています。ある日、ドワンゴの内部システムに外部からの不正アクセスが確認され、緊急対応が行われました。この事件の全貌を解説し、Googleのサービスによって簡単に情報漏洩を確認する方法についても解説します。ぜひ最後までご覧ください。
ハッカー集団「BlackSuit」の関与
この不正アクセスは、ハッカー集団「BlackSuit」によるものであることが判明しました。BlackSuitは、過去にも多くの企業を攻撃し、その情報を盗むことで知られている危険な集団です。彼らは高度な技術を持ち、巧妙な方法で企業のシステムに侵入します。今回の攻撃でも、彼らはドワンゴのシステムに侵入し、重要な社内情報を不正に取得しました。
ダークウェブへの情報公開
取得された情報は、BlackSuitの手によって、すぐにダークウェブに公開されました。
ダークウェブとは、通常のインターネットとは異なり、特別なツールや知識がなければアクセスできない暗号化されたネットワークです。ここに公開された情報は、一般のユーザーには見えませんが、悪意のある者がアクセスしやすくなります。今回公開されたデータには、契約書情報や一部のクリエイターの個人情報が含まれていました。
被害の広がりと影響
公開された情報には、クリエイターの住所や連絡先などの個人情報も含まれていたため、多くのクリエイターが不安を感じました。また、契約書の詳細な情報が漏れたことで、KADOKAWAと取引している他の企業にも影響が及びました。
事件の顛末と対応策
ドワンゴとKADOKAWAは、この攻撃を受けてすぐに対策を講じました。まず、システムのセキュリティを強化し、再発防止のための対策を行いました。また、流出した情報の影響を最小限に抑えるために、関係者に対する説明会や支援を行いました。
今回の事件を通じて、サイバーセキュリティの重要性が再認識されました。企業だけでなく、個人も情報の管理には十分な注意が必要です。この事件を教訓に、今後もセキュリティ意識を高め、適切な対策を講じていくことが重要だと強く感じました。
ダークウェブに情報漏洩してるか確認するサービスがある!
皆さんは、自分の個人情報が漏洩しているか確認したことはありますか?後ほど説明するダークウェブを調査することで、個人情報が漏洩しているか確認することが可能です。気になる人は確認してみましょう。
ダークウェブとは何か?
ダークウェブとは、一般的な方法ではアクセスできず、特定のソフトウェアや設定が必要なウェブサイトのことです。皆さんがうっかりアクセスしてしまうようなウェブサイトではありません。ダークウェブは暗号化されており、匿名でアクセスが可能です。アクセス元の追跡が非常に困難なため、犯罪に使われることもあります。この暗号化と匿名性のため、ダークウェブはサイバー攻撃などで入手した個人情報を公開するためにも利用されています。普通のインターネットでは、自分自身のアクセス元を隠すことは難しいですが、ダークウェブではそれが簡単です。サイバー攻撃で入手した個人情報を公開する先が、ほとんどダークウェブなのです。
ダークウェブの調査方法
今回は、Google OneとHave I Been Pwnedという2つのツールを用いて、ダークウェブを調査します。まず、Google Oneを使った調査方法について説明します。
Google Oneを使った調査
Google Oneには、有料と無料のパターンがあります。無料のパターンでは、メールアドレスのみの調査が可能です。Google Oneのホームページにアクセスし、ダークウェブレポートの「今すぐ試す」をクリックします。無料の場合は一度切りのスキャンが行われ、結果が表示されます。私の場合、無料のパターンでメールアドレスが漏洩していないことが確認できました。
次に、有料パターンについて説明します。有料パターンでは、名前、住所、電話番号、メールアドレス、SSN(米国のみ)、ユーザー名、パスワードなどを調査できます。月額250円のプランに加入し、同様にダークウェブレポートを実行します。有料パターンでは、調査対象を設定し、継続的にモニタリングが行われます。
Have I Been Pwnedを使った調査
次に、Have I Been Pwnedについて説明します。これは、ダークウェブに公開されていた情報やその他の漏洩データを集めて検索できるサービスです。セキュリティ専門家が運営しており、信頼性の高いサイトです。Gmailアドレスを入力して検索をダークウェブに同じ情報が無いか検索をかけることができます。
チェックツール・サービス使い方まとめ
Google Oneによる検査は、無料の場合は自身のGmailのみ検査可能でした。有料であればGmail以外のメールや電話番号なども検査できます。有料といっても250円で利用可能なので、一度お試しいただければと思います。第三者のメールアドレスを含めて手軽に調査するには、Have I Been Pwnedが便利です。ウェブサイトにアクセスしてメールアドレスを入力するだけで簡単に調査ができます。
これらのサービスを利用して、個人情報の漏洩を確認した場合、二要素認証の設定やパスワードを複雑に変更するなどの対策を講じてください。今後も役立つ情報を提供していきますので、ぜひブログのブックマークをお願いします。ありがとうございました。
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