2025年でもiPhone11まだ使えるの?
iPhone 11は発売されてから約5年半が経過しており、2025年3月現在、日常の使い勝手を十分に保っています。iPhone11シリーズは発売当時の先進技術を搭載しながらも、今なお安定した動作を見せる点が魅力です。最新機種との違いを理解することで、今後の買い替え時期や使い続けるメリット・デメリットを判断する参考にどうぞ!
iPhone 11の特徴と仕様
iPhone Xシリーズを継承するデザインとiPhone初の3眼カメラの搭載
iPhone 11は、シンプルで使いやすい設計と高い性能を両立したモデルです。発売当初、多くのユーザーから支持され、基本性能がしっかりしているため、長期間使用できる点が評価されました。
- ディスプレイ: 6.1インチのLiquid Retina HDディスプレイ、1792×828ピクセルの液晶パネル
プロセッサ: AppleのA13 Bionicチップによる高速処理
カメラ: 12MPの広角カメラと超広角カメラの2眼構成、ナイトモードやDeep Fusion技術対応
バッテリー: iPhone XRより最大1時間長い駆動時間
耐水性能: IP68等級で、水深2メートル、最大30分間の耐水性
iPhone11シリーズの発売された2019年ってどんな年だった?
iPhone 11の登場と同じ年、日本では大きな社会的変化やイベントがありました。これらの出来事は、当時の消費者心理や技術への期待とも重なり、スマートフォン市場にも影響を与えました。
- 新元号「令和」の開始: 5月1日に天皇陛下の即位で新時代が始まる
ラグビーワールドカップ2019の開催: 9月から11月にかけ、日本代表が初のベスト8進出
消費税率の引き上げ: 10月1日に消費税が8%から10%へ変更
2025年現在のiPhone 11の使用感と性能評価
5年半使用したiPhone 11は、普段の連絡やネットサーフィン、SNSの利用など基本的な機能では十分な性能を発揮します。しかし、最新機種と比べると、技術的な面で明らかに差が出ています。
- カメラ性能: 最新モデルの高画素・高機能カメラには劣る
ディスプレイ技術: 液晶ディスプレイは有機ELディスプレイに比べ鮮明さで劣る
通信規格: 5G非対応で、高速通信環境が利用できない
iPhone 11を使用する際の注意点とデメリット
長期間の使用により、iPhone 11にはいくつかの課題が見受けられます。バッテリーの劣化や今後のソフトウェアサポートの終了、内部部品の摩耗などが考えられ、これらは使い続ける上で注意すべきポイントです。
バッテリーの劣化: 使用年数とともに駆動時間が短くなる可能性
ソフトウェアサポート: 最新iOSアップデートが受けられなくなる可能性
ハードウェアの老朽化: 内部部品の摩耗や故障リスクが高まる
iPhone 11はiOS 18に対応!焦って買い替える必要なし
今回、iPhone XSやXRといった機種がギリギリでiOS 18対応リストに含まれていることが話題となりました。その一方で、iPhone 11シリーズは余裕を持ってiOS 18に対応しています。
このことからも、iPhone 11ユーザーが「そろそろ買い替えなきゃ」と焦る必要はありません。むしろ、本体性能にはまだまだ余力があり、バッテリー交換など適切なメンテナンスを行えば、今後も快適に使い続けることができる機種です。
ここから、『iPhone11はまだいける!』理由を解説していきます
iPhoneにおけるiOSサポート終了とは?
まずAppleから公式に「この機種のiOSサポートを終了する」という発表はありません。
では、何が発表されるのかというと、新しいiOSに対応する機種のみ発表されます。例えば、今回のiOS 17では、対応するiPhoneのリストが公開され、そのリストにiPhone 8、8 Plus、Xは含まれていませんでした。これが、事実上のサポート終了を意味します。
iOSの対応状況の傾向としては、発売から最低5年程度はサポートされることが多いです。しかし、これはあくまで傾向であり、保証されているわけではありません。
今回のiOS 17では、一つ前のiOSであるiOS 16と比較すると、iPhone XRとiPhone SE(第2世代)の間にあったiPhone 8、8 Plus、Xの記載がなくなり、サポート対象外となったことが明確になりました。
一方で、**iPhone 11シリーズはiOS 18にも対応しており、まだまだ現役です。**ハードウェア性能に余裕があるため、今後のiOSでもしばらく対応が続く可能性があります。
新しいiOSに非対応だと何が起きるの?
2025年最新の機能が使えない
最も直接的な影響は、新しいiOSにアップデートできなくなるため、最新の機能が利用できなくなることです。
例えば、iOS 17で導入されたばかりの新機能である、連絡先を近づけるだけで交換できる「ネームドロップ」や、iPhoneを横向きに置いた際に様々な情報を表示できる「スタンド」といった機能は、iPhone 8/Xでは利用できません。
iPhone 11ではこれらの機能は問題なく使える上、iOS 18にも対応しているため、今後登場する新機能にも期待が持てます。
非対応となるアプリが徐々に増加
時間の経過とともに、新しいiOSバージョンを前提としたアプリが増えてきます。 アプリ開発者も常に最新の技術や機能を利用してアプリを開発・アップデートしていくため、古いiOSバージョンでは動作しなくなる、あるいはアップデートできなくなるアプリが出てくる可能性があります。
そのため、今後、利用したい新しいアプリがインストールできなかったり、現在使っているアプリがアップデートできずに不便を感じたりする場面が増えてくるかもしれません。
現実的な利便性の低下
上記2つの要素が重なることで、全体的な使い勝手、つまり使っていくと利便性が低下していくことが考えられます。2025年現在、周りの人が最新機能を使って便利な体験をしている中で、自分だけが取り残されたような感覚になることもあるかもしれません。
古いiPhoneはもう使えなくなるの?セキュリティは大丈夫?
iPhone自体は問題なく使用可能
iOS 17にアップデートできなくなったとしても、iPhone 8/X自体はすぐに使えなくなるわけではありません。 電話をかけたり、現在インストールされているアプリを使用したりすることは、当面の間は可能です。
もちろん、iOS 16までしか対応していないアプリが、すぐに使えなくなるということは考えにくいので、しばらくは安心して使えるでしょう。
重要なセキュリティアップデートは継続
ここで最も重要なのが、
”古いiOSバージョンであっても、Appleは重要なセキュリティアップデートはきちんとリリースしている”と言うことです。
例えば、iOS 15の「15.7.1」というバージョンは、なんと2023年5月19日にリリースされました。これは、iOS 16にアップデートできなかったiPhone 6s、iPhone 7、iPhone SE(第1世代)向けに配信されたものです。
iPhone 6sは2015年に発売された機種ですから、このセキュリティアップデートは約8年前の機種に対して行われたことになります。この事実からも、Appleが古い機種に対してもセキュリティに配慮していることが分かります。
したがって、すぐにiPhoneのセキュリティのリスクが即座に高まって、
危険ということはありませんので、過度に心配する必要はないでしょう。
心配なのはバッテリーの劣化や物理的な消耗
iOSアップデートよりもむしろ心配なのは、バッテリーの劣化や物理的な消耗です。バッテリーは消耗品ですので、どうしても経年劣化は避けられません。また、画面の傷、ボタンの不具合、充電端子の接触不良といった物理的な問題も、長年使用していると発生しやすくなります。
iPhone 11シリーズでは、こうした物理的な劣化を補うことで、iOS 18の新機能を十分快適に活用できます。
特に、バッテリーの状態が悪いと、せっかくの最新OSもパフォーマンスが制限されてしまうため、現在の快適さを維持するにはバッテリー交換が重要なカギとなります。
iPhoneの買い替え時期はどう考えればいい?
基本的な考え方としては、「使い勝手が悪くなったら買い替えを検討する」のが良いでしょう。
バッテリーの減りが早くなった、動作が遅く感じるようになったなど、日々の使用で不便を感じるようになったら、買い替えも検討するサインです。
数値的な目安としては、iPhoneの設定アプリから確認できる「バッテリーの最大容量」が80%未満になった場合は、Appleもバッテリー交換または本体の買い替えを推奨しています。
バッテリーは通常2年程度、あるいは約500回の充電サイクルで80%程度まで劣化すると言われています。(※最新モデルでは800回以上のサイクルのように耐用回数が改良されている可能性はありますが、耐用年数は普段使いで長くて3〜4年と考えておくと良いでしょう。)
iOS 18に対応しているiPhone 11であれば、バッテリー交換によってまだまだ現役で使い続ける価値が十分にあります。
現時点で不便を感じていないのであれば、まずはバッテリーの状態を確認し、劣化が進んでいれば交換することで、パフォーマンスを大きく取り戻すことができるでしょう。
iPhone11から買い替えが適切なユーザーとは?
iPhone 11に満足している人も多いですが、技術の進歩を求めるユーザーには買い替えが有力な選択肢となります。新しいスマホは、カメラ性能や高速通信、最新のソフトウェア機能が充実しており、日常生活や学業、仕事での効率アップにつながります。
- 高性能なカメラを求める方: より美しい写真や動画を撮影したい
5G通信を利用したい方: 高速で安定した通信環境を必要とする
最新のソフトウェア機能を重視する方: 新しいiOSの全機能で快適な操作を実現したい
iPhone11シリーズまだ使いたいならバッテリー交換
iPhone 11は5年半使用しても基本性能は十分ですが、
カメラ、ディスプレイ、通信規格で最新機種には劣ります。
日常利用に問題はないものの、最新技術を求める場合は買い替えを検討するのも良い手段です。
更にiPhone11シリーズはバッテリー交換も手頃な価格になってきているので、新しい電池に交換することで使い勝手を手軽に改善することができます!
iPhone11を電池交換して使うなら修理専門店EyeSmart!
もしiPhone 11のバッテリー劣化や不具合で困っているなら、修理店EyeSmartが強力にサポートします。ショッピングセンター内に実店舗を構え、急なトラブルにも迅速に対応できる環境が整っています。
- バッテリー交換・修理: iPhone 11シリーズのバッテリー交換や各種修理を実施
実店舗での受付: 予約なしで相談可能な店舗がショッピングセンター内にある
在庫の充実: 人気機種のスマホ用バッテリーや部品を常備、急なトラブルにも最短即日対応
迅速な対応: バッテリー交換の場合、診断お申し込み後1時間以内にお渡し可能
EyeSmartではiPhone11以前のモデルもバッテリー即日交換!
2025年春現在、代表的な人気のiPhone標準モデル、バッテリー交換費用は以下になります。
iPhone標準モデル | バッテリー交換料金(税込) | 作業時間の目安 | 対応スピード |
---|---|---|---|
iPhone 11 | ¥6,800 | 30分〜1時間 | 最短即日 |
iPhone XS | ¥5,800 | 30分〜1時間 | 最短即日 |
iPhone X | ¥5,800 | 30分〜1時間 | 最短即日 |
iPhone SE(第2世代) | ¥4,800 | 30分〜1時間 | 最短即日 |
iPhone11シリーズ修理も、お気軽にお問い合わせご相談ください!
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