Eye Smartでは、Nintendo Switchの修理を行っています。
今回はその様子を紹介いたします。
今回修理したモデル
Nintendo Switch Lite
通常のNintendo Switchに比べ、よりコンパクトになったモデルです。
コントローラーと本体の一体化、また重量も軽量化されており、より携帯性に特化しています。
本体カラーはイエロー、グレー、ターコイズ、コーラルの4色展開。
コーラルは新色として加わりました。
どこでも気軽にSwitchのゲームを楽しめるようになった反面、TVへの画面出力ができないなどのデメリットも特徴となっております。
故障内容
今回の依頼内容は、その画面修理です。
Nintendo Switchに限らず、スマートフォンなどの携帯端末を使っていれば、いつ遭遇してもおかしくない画面の損傷。
つい落としたり、ぶつけたりした後に見る、画面の無惨なヒビを見た時のショックといえば計り知れないものがあります。
ということで、こちらの液晶パネルを交換していきます。
修理の様子
ここからは、実際の修理の様子となります。
本体を開けて分解
Nintendo Switch Liteの液晶パネルは背面からのアクセスとなりますので、まずは背面カバーを取り外します。
その後、SDカードスロットと耐熱版が見えますので、それも取り外します。
次にバッテリーへのアクセスとなります。
バッテリーのコネクタを慎重に取り外します。
バッテリーコネクタ端子のコードは切れやすいので、注意が必要です。
残りの部品は
- ヒートシンク(冷却のためのパーツ)
- カセットトレー(ゲームカセットを入れる箇所)
- 冷却ファン
- メイン基板
の順で取り外します。
メイン基盤を取り外す際は、全てのコネクタが取り外されているか確認します。
もし、コネクタが接続されたまま取り外そうとすると断線してしまうからです。
割れたガラスパネルの取り外し
Nintendo Switchのガラスパネルは粘着テープによる接着となっています。
なので、取り外す際は熱する必要があります。
ドライヤーなどで丁寧に熱をかけ、慎重に取り外しを行います。
この辺りはスマートフォンの液晶パネル交換と同じアプローチとなります。
その後は液晶パネル本体の取り外しです。こちらも接着ですので加熱対応です。
ここまでが、分解としての作業となります。
新しいガラスパネルの取り付け
ここからは、いよいよ組み立ての段階に入ります。
新しい液晶パネルと、ガラスパネルを取り付けます。
無惨にヒビの入ったガラスパネルを見た後に傷ひとつないパネルを見ると、なんだかホッとしますね。
ここからは逆の手順で組み立てます。
組み立ての際も、コネクタを差し込む際の力加減に気をつけたり、接触不良の無いよう確実な差し込みなど、細心の注意を払います。
動作確認をし、無事に修理が完了しました。
Nintendo Switchの修理ならEye Smartにおまかせ
Eye Smartでは、Nintendo Switchの修理を行っています。
「画面が割れてしまった」「カセットを読み込まない」などのトラブルがございましたら、お気軽にご相談ください。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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