みなさんこんにちは。
今回はブランド別PCの魅力を紹介していくコーナーとして、「VAIO」を紹介します。
Sony時代は主にマルチメディアに強いとされるVAIOブランドのPCですが、現在はビジネス用途も意識し、VAIOブランドの独自性が高いコンセプトや製品構成となっています。
今回は、そのVAIOの今について解説してまいります。
PCブランド「VAIO」の概要
VAIOは元々Sonyが展開するブランドでしたが、2014年からはVAIO株式会社により独立して展開されています。
今と昔のVAIOは違う
Sonyからの独立というプロセスを経てきたVAIOブランドですが、過去と昔ではコンセプトが異なるようです。
2014年までSonyの元で展開されていたVAIOは、音楽や映像を楽しむことに特化したエンターテインメントPCとして認知されていました。
しかし、Sonyから離れ独自ブランドとなってからはエンターテインメント色は薄くなり、ビジネス用途も意識したスタイリッシュPCへの方向に進むこととなります。
昔のVAIOから継承された要素もある
Sony傘下の前後では、VAIOはその姿を大きく変えています。
まず、シルバーとバイオレットによるツートンのカラーリングは一新され、現行モデルでは無彩色もしくは暖色系のカラーバリエーションといったデザイン構成となっています。
また2013年発売モデルでは、それまでのVAIOの特徴であったメモリースティックに非対応となりました。
しかし、スタイリッシュ意識であること自体は以前のVAIOとは変わりません。
現行のVAIOもスリムさや見た目の美しさを意識しながら、現在のニーズである「シンプルなビジネス向けノート」にも応えるPCとなっています。
もうマルチメディア特化のPCではない?!
さて、ビジネスユース意識であれば、もうVAIOはマルチメディアには特化していないのでしょうか?
答えはNoです。
VAIOは現在でも映像や音声の美しさにこだわり続けています。
勿論、今のそうした映像や音響へのこだわりは「テレワーク」のものであり、以前のようなエンターテインメントに対するアプローチとは異なった意味もあるかと思います。
しかし、結果としてはマルチメディアに要求されるものにも対応できるので、昔ながらのVAIOファンの期待にも応えきれているのです。
VAIOブランドのPCの特徴3つ!
では、VAIOブランドのPCならではの特徴的な魅力を3つ紹介します。
長時間バッテリー駆動
まず、VAIOブランドのPCの魅力として「長時間バッテリー駆動」が可能なことが挙げられます。
例えば小型軽量シリーズであるSX12ですと、カタログスペックで約26時間となっています。
これは、VAIOが独自に保有する「VAIO TruePerformance」という技術によって実現されています。
5Gモバイル通信に対応した機種もあり、常にインターネットに接続するとなると条件も変わってきますが、通常の使い方ですと数日は充電なしで運用できそうですね。
シンプル+美しい
VAIOはシンプルさと美しさの両方を兼ね備えているという部分も、魅力の一つです。
エンターテインメント要素の排除という思い切った路線変更によって、VAIOのイメージは「美しさ一直線」に刷新されたのではないでしょうか。
そのため、ビジネスやプライベートといったシーンを選ばない「スタイリッシュPC」として、幅広い層に支持されるPCへと生まれ変わったと言えます。
安心して持ち出せる
またVAIOは見た目の薄さから、物理的なダメージに弱そうな印象を持ってしまいがちですが、そんなことはありません。
VAIOはあの繊細な見た目でありつつ、実はそのボディはかなり頑丈なのです。
ボディに使われている特殊なカーボン素材は、軽さと頑丈さを両立。
その頑丈さは、国防総省制定MIL規格(MIL-STD-810H)にも準拠しており、試験ではなんと127cmからの落下にも耐えることに成功しています。
VAIOのPCはこんな人におすすめ!
VAIOブランドのPCがオススメなのは、次のような方々です。
ノマドワーカー
VAIOブランドのPCをオススメしたいのは、なんといってもノマドワーカーの皆さんです。
連続仕様で1日以上も持続するバッテリーや、驚くほどのボディ強度はPCを持ち歩く機会が多い方こそ受けられる恩恵です。
また公共の場で使う際はセキュリティが心配ですが、VAIOはその点においても充実しています。
独自のセキュリティ機構であるVAIO User Sensingにより、指紋認証と顔認証によるダブル認証が可能。
それもバイオメトリクス認証を組み合わせることができるので、安全性はかなり高いといえます。
出張の多い方
PCを持ち歩く機会が多いと言えば、出張が多い方にもオススメです。
VAIOは以前として、画質や音質の良さでも群を抜いています。
なのでZoomによるオンラインミーティングや、出張先から家族とビデオ通話といったシチュエーションも得意としているのです。
更に5G対応モデルであればモバイルルーターも必要ないですし、テザリングでスマホのバッテリーを犠牲にすることもありません。
動画系サブスクを楽しみたい人
映像や音響に強いということは、純粋にマルチメディアにも強いということになります。
また、ディスプレイはカスタマイズオプションとして4Kディスプレイを選択することも可能です。
仕事でPCを使うけど、HuluやYouTubeといったエンターテインメントも楽しみたいといった方には、タブレットを別に持つという選択肢に代わるPCとなるでしょう。
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- VAIOはSony時代と現在ではコンセプトが違う
- 現在のVAIOはシンプルかつスタイリッシュな仕上がり
- 映像と音響はいまだに得意
- 映像や音響への特化は、ビデオ通話への対応を前提としたもの
結果として、VAIOはエンターテインメントPC時代の良さはそのまま、より多くのシーンで発揮できるように生まれ変わったのですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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