【海外で話題】Apple公式のiPadセルフ修理開始!日本はどうなの?
海外では近年、メーカーに任せがちなスマホやタブレット端末の修理を自分達の手で行える様にするために”修理する権利”を広め、メーカーにも働きかける運動が勢いを帯びてきました。
日本はまだサービス対象外
Appleは2022年から「セルフサービス修理プログラム」を展開し、ユーザーが公式サイトで純正部品や専用工具を購入し、マニュアルを見ながら自分で修理できる環境を提供しています。
制度はすでにアメリカやヨーロッパなど33カ国で導入済み、
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2025年夏にはカナダでも利用可能になる予定です。しかし現時点で日本は対象外であり、
日本国内でApple公式のセルフ修理を行うことはできません。
そのため、利用できるのは海外の限られた地域のみ。
日本ではセルフ修理は話題になっていないの?
海外での”修理する権利”が叫ばれるなか、日本の消費者調査では「長く使いたい」という意識が高く、修理のニーズは存在するが、「修理する権利」そのものの認知度はまだまだ低い。
ですが、独占禁止法の観点からもメーカーの修理独占に対する法的な問題提起がなされており、
日本からセルフ修理の部品を注文すれば良いのでは?
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海外サイトで注文すれば良いのでは?と思うかも知れませんが、
今回、対象国で新たに対象となったiPadモデル
今回2025年5月28日に発表された拡大内容では、セルフ修理の対象にiPadシリーズが加わりました。対象となるのは比較的新しいモデルに限られており、具体的には以下の通りです。
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- iPad(2025年3月発売、A16チップ搭載モデル)
- iPad mini(2024年10月発売、7Proチップ搭載モデル)
- iPad Air(2024年5月発売のM2チップ搭載11インチ・13インチ、2025年3月発売のM3チップ搭載11インチ・13インチ)
- iPad Pro(2024年5月発売のM4チップ搭載11インチ・13インチ)
これらの機種では、バッテリー交換やディスプレイ修理といった基本的な作業を自分で行えるようになります。
セルフ修理のメリットとリスク
純正パーツを自力で入手できることは、互換部品を避けて安心して修理できる大きな利点です。
保証が切れた製品を長く使いたいユーザーにとっても選択肢が広がります。ただし、精密機器であるiPadの修理は高度な知識と技術を伴い、作業ミスによる二次故障のリスクがあることも忘れてはいけません。さらに部品代や工具代を含めた総コストは、必ずしもApple正規修理サービスより安く済むとは限らず、むしろ高額になる場合も考えられます。器用さに自信があるユーザー向けの制度という見方もあります。
iPhoneのセルフ修理の難しさは?
- 内部パーツが非常に小さく複雑で、繊細な操作が必要
- ネジの場所・種類が異なり、誤ると組み戻し困難
- 静電気で基板や部品が壊れるリスクが高い
- 修理失敗で故障が悪化し、本体交換が必要になる可能性
- 作業には専用工具が必要で入手・使用に慣れが必要
- 作業時間が長引き、予想以上に手間がかかることも
- 過度な力を入れると画面ひび割れや破損が起きる危険
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セルフ修理のリスクを避けるには、下準備と慎重な作業が不可欠。
初心者には専門店への依頼が最も安全!
実際、互換部品がそんなに危ない物なのでしょうか?
実績ある互換部品であれば、発火や大幅な性能低下などのリスクは大きく低減されています。
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修理店での互換部品修理のメリット
- 純正品より価格が大幅に安く、純正の半分以下で修理できることも多い
- 預かりから修理完了までの時間が短く、早く対応できる
- ほとんどの場合でデータ消去せずに修理可能でバックアップ不要
- 修理部品の在庫や選択肢が多く入手しやすい
- 日常の通話やメールなど基本機能に十分な品質を確保している
- 新品の互換部品には保証付きである
PSEマーク付き製品や、純正同等の素材を使った互換部品は純正部品と遜色ないパフォーマンスを実現し、コスト面でも大きなメリットがあります。寿命や容量も純正とほとんど変わらず、保証付き製品を選ぶことで、万が一の不具合もカバーできます。
品質・実績ある互換部品は、使い勝手の良い選択であることは変わりません。
ユーザーの声と日本での期待
セルフ修理開始の発表後にはさまざまな反応が見られました。
- 「iPadも対象になったのは良いが、日本がまた対象外なのは残念」
- 「対象が新しいモデルだけなのは不満」
- 「純正部品が使えるのは安心だが、費用面で結局割高では?」
- 「AppleCare加入者はそのまま使った方が安全」という慎重な意見
- 「バッテリー交換くらいなら挑戦してみたい」と前向きな意見
全体的には歓迎する声が多いものの、日本でまだ使えない点への不満や、失敗リスクに対する不安も目立っています。
一方で、環境配慮や「修理する権利」の観点から評価する声もあり、
今後日本での導入を期待するユーザーは少なくありません。
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