スマホのバッテリーが膨らむ!【対処法と以外な落とし穴とは?】
スマホを長期間使っていると「バッテリーが膨らんできた…」と驚くことがありますよね。
そもそも、なぜスマホのバッテリーは膨らんでしまうのでしょうか?今回はその理由と対処法、そして意外な落とし穴についても詳しく解説していきます。
スマホのバッテリーが膨らむ主な理由
スマホのバッテリー膨張は以下のような理由で起こります。
- 経年劣化によるもの:スマホのバッテリーは使用期間が長くなるにつれて内部でガスが発生し、膨らむことがあります。
- 過充電や高温環境下での使用:充電しっぱなしや暑い場所での長時間使用も、バッテリーの劣化を早めます。
- 衝撃や落下による内部損傷:スマホを落としてしまった際、目には見えなくても内部にダメージが及び、膨張を引き起こすこともあります。
- 非純正品や品質が低いバッテリーの使用:価格重視で品質の低いバッテリーを使った場合、膨張のリスクが高まります。
- 長期間充電せずに放置した場合:電池内部の化学変化によって膨張することがあります。
バッテリーが膨張した時の正しい対処法
バッテリーが膨らんでしまった時は、以下のように対応しましょう。
- まず使用を中止して安全な場所に保管します。
- 自己流で穴を開けたり分解するのは絶対にNG!火災や爆発の危険があります。
- 速やかに専門の修理店またはメーカーに相談し、適切な交換を行います。
- バッテリー交換時は純正品または信頼できる高品質な互換バッテリーを使用しましょう。
- 日頃から過充電を避け、適切な環境での使用を心掛けることが大切です。
車のシガーソケット充電器にも注意!
実は、車のシガーソケットで使う充電器にも、バッテリー膨張を引き起こす原因が潜んでいます。
一般の電力会社で使われているコンセントの電流電圧の波形は常に一定ですが、シガーソケット用充電器は製品によって、車のエンジンの回転数や車両の電気システムによって、電流電圧の波形にムラが出るからです。
スマホはメーカーごとに最適な充電電流・電圧が細かく決められており、粗悪な充電環境を毎日使っていると、小さな負荷が蓄積されてバッテリーを徐々に痛めてしまいます。365日毎日使う充電環境だからこそ、充電器選びにも慎重になる必要があるのです。
「純正バッテリー」へのこだわりで修理を逃していませんか?
バッテリーが膨張してしまった時、「純正品でなければ嫌だ」というこだわりが強すぎて、修理を後回しにしてしまうケースが増えています!
しかし、時間が経てば経つほどバッテリーの膨張は進行し、最悪の場合スマホ本体にも影響を与える危険性があります。
また、意外と見落とされがちなのが「スマホの中古価格」です。実は多くのユーザーが自分のスマホがいくらで売れるのか把握していません。
今使っているスマホの売却価格を調べてみてください。その価格がバッテリー交換費用と同じくらい、あるいはそれに近ければ、データの移行や新しいスマホに慣れるまでの手間を考えた場合、バッテリー交換はとても有力な選択肢になるはずです。
バッテリー膨張に気づいたら、まず自分のスマホの価値をしっかり把握して、「修理」または「買い替え」のベストな判断を下しましょう。そうすることで、スマホをより長く、安全に使い続けることができるのです。
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