携帯ショップで契約は時代遅れ?
【手数料値上げ】
大手キャリアの携帯ショップでは、店頭での契約や機種変更にかかる手数料が大幅に値上げされている。ドコモやソフトバンクでは1回あたり4,950円となり、利用者からは「ただの手続きに5,000円近くかかるのは高すぎる」という声が多い。この背景には、店舗維持のためのコスト負担がある。家賃や人件費は減らない一方で、来店者数や契約件数は減少しており、店舗運営を支えるには高額な手数料が必要となっている。
キャリア | 値上げ前 店頭手数料 | 値上げ後 店頭手数料 | 値上げ時期 | 値上げ前 Web手数料 | 値上げ後 Web手数料 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 3,850円 | 4,950円 | 2025/9/5 | 無料 | 無料 | 主要手続き全対象 |
ソフトバンク | 3,300円~3,850円 | 4,950円 | 2025/8/20 | 無料 | 3,850円 | SIM再発行は当面無料 |
au/UQモバイル | 3,300円~3,850円 | 3,850円 | 2023~2025 | 無料~3,300円 | 3,850円 | グループ間は無料の場合も |
LINEMO(Web専用) | – | – | 2025/8/20 | 無料 | 3,850円 | 店頭窓口なし |
オンライン契約の普及
アンケート結果によれば、すでに約8割の人がオンラインで通信契約を行っており、
ショップに足を運ぶ人は全体の6%程度にとどまっている。
オンライン契約は手数料が安く、待ち時間もないため利用者の支持を集めている。楽天モバイルのように店舗・オンラインどちらでも手数料が0円の事業者もあり、さらにキャンペーンによるポイント還元も充実している。こうした要因が、ユーザーの流れをオンラインに加速させている。
楽天モバイルが持つ異質さと魅力
楽天モバイルは他社とは明らかに異なる戦略を取っています。
特徴としては「事務手数料が一切かからない」点です。通常、大手キャリアは新規契約や機種変更の際に3,850円〜4,950円の事務手数料が発生しますが、楽天モバイルはオンライン・店頭のどちらでも0円と明示。これは単なるコスト削減策ではなく、消費者にとって利便性と契約に向かわせる大きなメリットです。
さらに、楽天モバイルは「オンライン契約が有利」といった区別をせず、どの窓口も手数料がかからない仕組みを採用しています。この柔軟な対応こそ、他キャリアとは違う「異質さ」です。
ユーザーにとって選びやすい環境を提供しています。
- 初期費用の負担がない
契約や機種変更のたびに数千円かかる出費が不要。長期的には大きな節約につながる。 - 契約方法を自由に選べる
「店舗で相談したい」「すぐにオンラインで済ませたい」といった個人のスタイルに応じて選択できる。 - オンライン契約のハードルを下げる
手数料差による強制的な誘導がないため、初心者でも安心して店舗を利用できる一方で、慣れている人はそのままオンラインを選べる。 - ポイント還元との相性が良い
楽天経済圏に統合されているため、契約や利用によってポイントが貯まりやすく、実質的な通信費の節約につながる。
携帯ショップの収益構造
携帯ショップの収益は大きく3つの柱に分かれる。
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- 端末販売や契約回線ごとの手数料収入。
- 特定機種販売によるインセンティブ。
- 契約者の利用料金から継続的に支払われる手数料である。
しかしオンライン契約の普及によって販売件数が減少し、継続手数料も得にくくなっている。
固定費である高額な家賃や人件費が重くのしかかり、収益確保が難しくなっている。
ケイタイショップ出張イベントの狙い
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ショッピングモールなどで見かける通信会社の出張イベントは、
一見お得に見えるが注意が必要である。
会社名を分かりにくくして勧誘するケースもあるそうで、契約後に内容に後悔する利用者もいる。
出張イベントは常設店舗を持たないため、継続的なサポートを受けられる保証がないのも注意。
契約を急がず、一度持ち帰って内容を確認してから判断することが大事です。
実店舗ならではの強みがある
一方で、店舗契約にはオンラインにない利点もある。
代表例が在庫の確保である。オンラインで在庫切れと表示されていても、店舗に残っている場合がある。特に人気機種では店舗ごとに在庫を抱え、販売チャンスを逃さないようにしている。また家電量販店で契約すると、家電製品の割引、スマホケースや充電器などアクセサリーが割高に設定されている場合が多いが、家電量販店では市場価格に近い価格で販売されるため、購入しやすい。アクセサリーの適正価格販売といった付加的なメリットを得られることもある。
携帯ショップの今後はどうなるか
今後も携帯ショップの数は減少すると予想される。
すでに大多数がオンライン契約を選んでおり、採算が取れない店舗は撤退を余儀なくされるだろう。ただし完全にゼロになることはなく、オンライン契約が難しい人やトラブル発生時の駆け込み先として一定数は残ると考えられる。将来的には、店舗は契約の場というよりもサポート窓口としての役割に特化していく可能性が高い。
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