古いiPhoneを使い続けるには
古いiPhoneを長く使いたいと考える人にとって、「iOSのメジャーアップデート対象外になること」は不安点です。しかし、アップデート対象外になったからといって、すぐ使えなくなるわけではない。この記事は、古いiPhoneを安全に使い続けるためのポイントを整理して解説する。
iOSの対象外になってもすぐに危険ではない
最新のiOSへのアップデートができなくなったとしても、
古いiPhoneは即座に危険な状態になるわけではない。
Appleは一定期間、セキュリティアップデート(脆弱性を修正する更新)を
継続提供しており、これが安全性の支えとなっている。
たとえば2016年発売の初代iPhone SEは、2023年6月時点でもセキュリティ更新が行われていた。これは一般的なスマホメーカーの中でも非常に長いサポート期間であり、Apple製品の強みといえる。ただし、このサポートは無期限ではなく、いつかは終了する。アップデート対象外になったタイミングを「そろそろ買い替えを意識すべき時期」と見ておくのが現実的だ。
使い方次第でまだまだiPhoneは現役
アップデートが止まったからといって、すべての用途で危険になるわけではない。
実際、多くの人が古いiPhoneをWi-Fi専用の動画視聴端末や音楽プレーヤー、
子どもの学習端末として活用している。
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このように外部ネットワークと隔離された使い方では、セキュリティリスクも大幅に下がる。高価格化が進むスマホ市場において、使えるものを長く活かすという流れは今後も続くと考えられる。
注意が必要な使い方とは
一方で、古いiPhoneの使用に慎重になるべきケースもある。以下のような場面では、
最新のOSに対応した機種の使用が推奨される。
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銀行・クレジットカードアプリを使う
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個人情報を多く扱う
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仕事のやり取りに使用している
このような用途では、OSのサポートが終了している端末ではセキュリティリスクが高くなる。また、どんなスマホでも安全に使うためには以下の基本を徹底することが重要だ。
ウイルスやハッキングなど危険性を上げない基本的な注意点
不審なURLを開かない:メールやSMSに記載されているリンクを不用意にタップせず、公式サイトを「お気に入り」に登録してそこから利用する。疑わしいURLはGoogleセーフブラウジングやVirusTotal等で事前に安全性を確認しよう。
怪しいアプリをインストールしない:公式ストア(App StoreやGoogle Play)のみからダウンロードする。インストール前に開発元情報や口コミを必ずチェック、提供元不明や権限過剰なアプリは断固拒否。不要な権限は設定で無効化する。
信頼できないサイトに個人情報を入力しない:サイトURLが「https」で始まり鍵マークがあるかを必ず確認。メール等からのリンク先は公式のドメインと一致するか確認し、安全性判断不能なら入力を中止する。ブラウザ警告を無視せず従う。
これらを意識するだけでも、ある程度の安全性は確保できる。
長く使う上で避けられない課題
古いiPhoneを使い続けるには、いくつかの課題にも向き合う必要がある。
特に以下の3点は、避けて通れない問題だ。
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バッテリーの劣化
年数と共に電池の持ちは確実に悪くなる。最大容量が80%を切っていなくても、実際の体感は大きく低下している場合がある。 -
アプリの非対応化
よく使うアプリが「インストールできない」「動かない」といった状況が出てくる。とくにSNSやキャッシュレス決済アプリが使えなくなると、不便さを強く感じる。 -
ハードの物理劣化
タッチの反応が悪くなったり、電源が入らなくなったりといった症状も増えてくる。これらは設定やアプリでは解決できない部分だ。
iPhone買い替えの目安
古いiPhoneをメイン端末として使い続けるには限界もある。以下のような状態が現れたら、
古いiPhoneをサブ機(予備使い)にした理、買い替えを考えるのも良い。
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バッテリーの持ちが1日もたない
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よく使うアプリが対応しなくなった
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動作や起動が不安定になってきた
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必要な最新機能が使えない
このような症状が出始めたら、使えるうちにデータのバックアップ及び、
次の機種選びを始めるのが安心です。
iPhone長期利用を実現するためにできる対策
できるだけ長くiPhoneを使うためには、次のような習慣が重要となる。
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セキュリティアップデートは必ず適用
更新通知が来たら速やかにインストールしておくことで、リスクを最小限にできる。 -
バックアップを定期的にとる
突然の故障でも、データを守ることができる。 -
不要な機能はオフにする
Bluetoothや位置情報などを必要なときだけ使うことで、バッテリーの負担を減らせる。 -
充電回数を減らす工夫をする
なるべく0%と100%の状態を避け、充電の状態を極端な状態で放置しないようにすると
バッテリーが劣化しにくい。
こうした管理をしながら使えば、古いiPhoneでも十分に長持ちする。しかし、物理的な劣化やソフトの対応限界が見えてきたら、無理せず買い替えを前向きに検討することが大切だ。
古いiPhoneでも「使い方」と「意識次第」で、安全かつ快適に活用することは可能だ。OSの対象外になったことは、すぐに危険を意味するわけではない。むしろ、「長く使うにはどう管理すべきか?」を考えるきっかけとして捉えるとよい。必要な対策を講じたうえで、あなたのiPhoneを最後まで活かしきろう。
古いiPhone使い続ける!バッテリー交換とメンテナンスが鍵
古いiPhoneを長く使い続けるには、バッテリーの健康状態が何より重要です。OSが対象外になったとしても、バッテリーを交換することで「充電がすぐ切れる」「動作が遅くなる」といった問題は大きく改善されます。
当店 EyeSmart(アイスマート) は、古いiPhoneにも対応した街の修理専門店として、次のような強みがあります。
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iPhone 5sやSE(第1世代)など古い機種も対応可能
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長年付き合いのある信頼できる部品商からの部品調達で品質を確保
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端末状態に応じた個別相談が可能(バッテリー以外の不調も診断)
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ショッピングセンター内店舗だから、買い物ついでに立ち寄れる
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修理後の保証やアフターサポートも万全
バッテリー交換だけでなく、「アプリが動かない」「動作が重い」といったご相談にも対応可能です。大切な端末をできるだけ長く使いたい方にこそ、当店のサービスはお役に立てます。
「まだ使えるけど、最近調子が悪い」「買い替えより、まずは修理を検討したい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
古いiPhoneの可能性を引き出すお手伝いを、私たちEyeSmartが全力でサポート!
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