スマートフォンをお得に入手する方法として、真っ先に思いつくのは中古端末の購入ではないでしょうか?
特にフリマアプリによる個人間での売買が不安という方は、中古販売の専門ショップで格安SIMの契約と合わせて購入という方も多いかと思います。
今回は中古スマートフォンの入手について、特に専門ショップでの購入の際のポイントをいくつかお話ししたいと思います。
この記事でわかること
- 中古スマホを買う際にチェックすべきこと
- 中古スマホと一緒に買うと良いもの
- SIMフリー機とは何か?
- 絶対に注意すべき、赤ロムとは?
中古スマートフォンを買う時にチェックすること
専門ショップで購入するメリットとして、中古品であってもメンテナンスがされているという点が挙げられます。
お店だからこそ得られる安心ですが、それでも中古品であるが故に注意すべき点はございます。
スペック面のチェック
中古スマートフォンの殆どは型落ちと呼ばれる数年前の端末です。中には今年発売されたばかりの端末が販売されていることもありますが、中古を狙うメリットがあるほどリーズナブルではないでしょう。
故にスペックも現行端末に比べて控えめであることが殆どです。
よって、自分が今その端末でしたいことができるか、またどれくらいの間その端末を使うのかを踏まえてスペックを確認しましょう。
目安として、私が2022年現在使ってる端末のスペックと使用感を紹介します。
機種 | au版 Xperia XZ2 (SOV37) |
プロセッサ | Snapdragon 845 |
ROM | 64GB |
RAM | 4GB |
OS | Android 8.0 |
バッテリー容量 | 3060mAh |
ディスプレイ | 5.7インチ 2160 x 1080ピクセル |
カメラ | アウト 1920万画素 / イン 500万画素 |
半年ほど使っており、主な使用用途として
- メール・LINEでの連絡
- Webブラウジング(Yahoo!などのポータルサイトやブログなど)
- 買い物(主にAmazonやメルカリ)
- 音楽や動画再瀬(YouTube、VLC使用)
- スキマ時間の勉強(基本情報技術者試験の過去問アプリ)
となっております。
全体的な感想として、4〜5日に数回ほどアプリ問わずカクつくかな?思うくらいです。
使い方にもよりますが、十分実用はできます。
因みに、このXperiaは2018年5月31日発売のスマートフォンです。
よって、機種や使い方にもよりますが大まかな目安として、3〜4年前の機種でゲームなどリソースを大きく使用するアプリを使わないならば、快適でなくとも当たり前に使えるとなります。
外観のチェック
スペックもそうですが、外観のチェックも重要です。
持ち歩いていつも使うものですので、気になる傷や汚れはないかはチェックしておきましょう。
といっても、ほとんどの場合ケースなどを着用して使ってるため、大きなダメージのある機種に遭遇することはないと思います。
どうしても確認しておきたいのは液晶の状態です。表面ガラスの傷などもそうなのですが、焼きつきや発色、明るさなどはチェックしておきましょう。
専門ショップの中古スマートフォンを買う場合、大抵の場合は店員さんにお願いすれば起動したところを見せてもらえます。
但し、バッテリー残量が空の場合は充電していただいてからのチェックになります。
お店の混雑状況なども考え、ご迷惑にならない程度に店員さんにお願いしましょう。
絶対確認!赤ロムではないか?
中古スマートフォンを購入する上で絶対にチェックしないといけないことがあります。
それは「端末が赤ロムではないか」ということです。
赤ロムとは、何らかの事情によりキャリアがその端末で回線契約ができないように制限をかけた端末のことです。
具体的に、前オーナーが機種残債の支払いをしなかったなどの場合に制限がかけられます。
専門ショップの場合は赤ロム対策はきちんとされていますし、残債が残っていて今後赤ロムになる場合は「△」の記号などを値札に表示しています。
また、その端末が赤ロムでないかはIMEIという機種固有番号を各キャリアの確認専用サイトに入力することでチェックできます。
購入する前に今一度赤ロムでないか、また赤ロムであった場合の保証はあるかを必ず確認しましょう。
中古スマートフォン購入時のポイント
欲しいスマートフォンを品定めしたら、いよいよ購入です。
しかし、押さえておくべきポイントはまだあります。
保証はあるか、期間も確認
最近は中古スマートフォンでも、専門ショップ固有の保証に加入できる場合もあります。
メイン機として実用する場合、もしもの時に備えてこうした保証に入っておくことをお勧めします。
その場合、どういった場合に補償を受けられるのか、また保証期間などはしっかりと確認しておきましょう。
中古品であるが故、保証内容なども一般的な保証と異なります。
特に、バッテリーに関することは無保証な場合が多いので注意してください。
キャリア版iPhoneはアクティベートしないと使えない
キャリアによるSIMロックが施されたiPhoneは、アクティベートしないと起動することができません。
なので、iPhoneをWi-Fi運用したいなどの場合はSIMフリー機を選ぶ必要があります。
専門ショップにてアクティベートされた状態のものであっても、初期化をして再起動した場合にはアクティベートが必要となります。
一緒に買っておきたいもの
中古スマートフォンを購入する際、一緒に買っておくと良いものとして、以下のものがあります。
・液晶保護ガラス/フィルム
・ケース
・イヤホン
・充電器
・モバイルバッテリー
最低限、液晶保護ガラスとケースは揃えておきたいところです。
また、中古端末はバッテリーが劣化している場合がほとんどです。暫定的な対処としてモバイルバッテリーもあると良いでしょう。
知っておくと良い豆知識
中古スマートフォンを選ぶ際、参考になる豆知識を紹介します。
SIMフリー端末とは
よく、販売されている機種の特徴としてSIMフリー機と記載されていることがあります。
これは、どのキャリアの回線でも使えるということを意味します。
キャリアから販売されている端末にはSIMロックという制限がかけられており、購入元のキャリアの回線でしか通信できません。
しかし、SIMフリー機と呼ばれるスマートフォンにはその制限がないので、自由にキャリアを選ぶことができるのです。
また、もともとキャリアで購入した機種であってもSIMロック解除をすればSIMフリー機として使用することができます。
格安SIMで運用する場合、SIMフリー機かSIMロック解除された端末を選ぶのがお勧めです。
SIMフリー端末のもう一つのメリット
キャリアから販売されている端末には、そのキャリア固有のアプリがインストールされており、それらは不要であっても消せないことがあります。
万一消せたとしても数が多く、そうした不要な初期アプリを消すのが大変であったりします。
しかしSIMフリー機にはそうしたキャリアアプリが入っていないため、買った時に不要なアプリを消すという作業があまり必要ないのも嬉しいポイントです。
赤ロムになってしまった時の対処
大抵の専門ショップは、赤ロムになってしまった場合は返金保証をしてくれます。
購入時に赤ロムになった場合の保証については説明があるはずなので、しっかりと聞いておきましょう。
その際。購入時のレシートや保証書が必要となります。
必要書類はきちんと保管しておきましょう。
特に、赤ロムチェックが「△」の端末を購入する際は要注意です。
どうしてもその機種が欲しい場合は、赤ロム保証についてはきちんと確認し、覚悟の上で購入となります。
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
-
-
-
- 中古スマホ購入時は、スペックなどを要チェック!
- 中古スマホをメイン機として使う場合、保証には加入しよう
- 格安SIMで使うなら、SIMフリー機がおすすめ
- 赤ロム保証は絶対に確認
-
-
最近はスマートフォン自体の性能が底上げされているので、中古端末であっても2〜3年くらい前の機種であれば実用できるものも多くあります。
メイン運用はもちろんのこと、Wi-Fi運用などで遊べるのも中古スマートフォンの魅力です!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
カテゴリー