iPad miniといえば、一般的なタブレットよりコンパクトなサイズが特徴のiPadとして知られていますね。
そのコンパクトが故に10インチクラスのタブレットよりも気軽に使え、iPad miniのサイズだからこその利点もたくさんあります。
2021年に発表された第6世代となるiPad mini 6は、これまでのiPad miniから大きな進化を遂げました。
今回は生まれ変わったiPad mini 6について、その進化した点を解説いたします。
この記事でわかること
- iPad mini 6のリニューアルされたデザインについて
- iPad mini 6のディスプレイは美しい!
- iPad mini 6はApple Pencil 2に対応
- iPad mini 6はUSB Type-C採用
iPad miniシリーズが大きく変わった!
iPad miniはiPadシリーズの中で、ひとまわり画面サイズが小さめの「気軽に使えるiPad」という位置付けとなっています。
2012年に発売された初代から2019年に発売されたiPad mini 5まで、約7年間に渡りボディデザインがほぼ同一で、まるで第9世代の無印iPadを縮小したような筐体が採用されていました。
しかし、この度のiPad mini 6からはボディデザインが一新され、カラーバリエーションも豊富とデザイン面が大きくリニューアルされました。
またデザインだけではなく、A15 Bionicチップの搭載やApple Pencil 2への対応など、大幅なスペックアップも行われました。
次章では数ある強化点のうち、iPad mini 6を利活用する上で大きいとされるポイントを5つ紹介します。
iPad mini 6の進化した点5つ
iPad mini 6は以前までのモデルに比べて大きな飛躍から、さりげない工夫までさまざまな改良がなされています。
そのどれもが、これまでのiPad miniユーザーが待ち望んでいたものかもしれません。
豊富なカラーバリエーション
最近、Apple製品はカラーバリエーションの豊富さが話題ですが、iPad mini 6も例外ではありません。
iOS端末でカラーバリエーションが採用されたのは、実は新しい話ではありません。
なんと、今や懐かしき「iPhone 3GS」の時代にすでに「ホワイトモデル」という形で採用されています。
もちろん、色違いという「概念」だけが採用されたに過ぎず、実際にカラーバリエーション採用と呼べるようになったのはiPhone XRからでしょうか。
その後、iOS端末に限らずMacBookやiMacもカラフルなモデルが登場しました。
その光景は純粋に楽しいうえ、どこか90年代後半ん違に世を風靡した「スケルトンMac」を思い出させ、懐かしい気分にもなりますね。
繊細かつ高品質なディスプレイ
iPad mini 6は画面サイズこそ小さいものの、その品質に妥協はありません。
と、Apple製品に関して「画面が綺麗」というと、「いつものことでしょ」と思うかもしれません。
しかし実際にそのディスプレイを見れば、あのAppleにしか創れない「常に新鮮な気持ちで感動できる美」があるはずです。
その美しさの秘密は
- 角丸加工を実現させたLiquid Retina
- 高原の色合いに合わせて色表現を調節するTrue Tone
- RGBにプラスアルファの表現をするP3
この3つの技術にあるといえます。
確かな技術が裏付けとなる美しさであるが故、Appleが創る「画面の美しさ」は味わい深いものとなっているのです。
嬉しい工夫 Touch IDの位置
これは特にビジネスシーンで本領発揮するものなのですが、Touch IDとトップボタンが兼用となったため素早くロック解除できるようになりました。
この手の物理レベルのセキュリティは、解除のしやすさ(可用性)とデータを安全な状態に保護できる(機密性)の片方が犠牲になりがちですが、iPad mini 6はここをさりげなくクリアしています。
トップボタンを押して、さらに指紋認証のうち一手間が掛からなくなっただけですが、その一手間省けるというのは意外と大きなストレスフリーだったりします。
おそらく、iPad mini 6を使った後にこれまでの指紋認証に戻ると、少し手間を感じることでしょう。
これは実際に体験してみてほしいストレスフリーです。
Apple Pencil 2 対応
こちらもさりげない工夫ですが、iPad mini 6はApple Pencil 2に対応しました。
Apple Pencil 2 が当時の新型iPad Proと同時発表された際には、あの本体にマグネット装着でき、そのままワイアレス充電も可能というのは誰もが憧れたことでしょう。
そこから5年ほどの期間がありましたが、ついにiPad miniでもあのApple Pencil 2のマグネット装着 + ワイアレス充電ができるようになりました。
USB Type-C 対応
MacBookや第10世代の無印iPadに続き、iPad miniも充電&データ送受信インターフェースがUSB Type-Cとなりました。
このUSB Type-C化が嬉しいのは、
- MacBookと充電ケーブルの形式を統一できる
- Android端末との併用が容易になる
- サードパーティ製品など、ケーブル選びの可能性が広がる
というメリットからです。
特に、複数デバイスを常時使用している方であれば、充電ケーブルが嵩張るのは切実な悩みだったはずです。
モバイルするからこそ、周辺アイテムはよりミニマムにおさめたいところですね。
iPad mini6 スペック
ここで、iPad mini 6のスペックをおさらいしておきましょう。
ストレージ:64GB/256GB
ディスプレイ:8.3インチ Liquid Retinaディスプレイ 2,266 x 1,488 326ppi
カメラ:(フロント)12MP超広角 1080pビデオ (リア)12MP広角4Kビデオ
本体サイズ:195.4mm x 134.8mm x 6.3mm
重量:(セルラーモデル)297g(Wi-Fiモデル)293g
SIM:nanoSIM/eSIM
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- iPad mini6では美しいLiquid Retinaディスプレイ採用
- iPad mini6は本体デザインを刷新
- iPad mini6はApple Pencil 2対応
- Touch IDとトップボタン兼用により、素早く安全にロック解除
最近、iPhone 12から5G対応となりましたがiPad miniも第6世代からついに5G対応となりました。
小回りのきく8インチiPadと高速通信回線の5Gでなにができるか、考えただけでもワクワクしますね!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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