通勤や通学時間を楽しいひとときに変えてくれる、スマホと共に持ち歩きたい強い相棒
「インナーイヤホン」
オーバーヘッド型と比べてコンパクトなので持ち歩きやすく、耳にフィットする分よりダイレクトに音楽が楽しめる反面、耳に密着するのでデリゲートなオーディオ機器でもあります。
「毎日使う、けど耳に直接装用するものだから、失敗したくない!」
という方のために、今回はインナーイヤホンを選ぶ際に気をつけたいポイントと、おすすめインナーイヤホンを紹介します。
インナーイヤホンを選ぶときの必須チェック項目3つ!
インナータイプのイヤホンを選ぶ際に必ず確認しておくべき項目は、
- 耳へのフィット感
- 音質はクリアか?
- ノイキャンや連続使用時間は?
の3つです。
なかにはインナーイヤホンに特定されず、オーバーヘッドや耳掛けタイプなどにも共通している部分もあるので、尚のことイヤホンを選ぶ前には注意すべきポイントと言えます。
耳へのフィット感
イヤホン選びのポイントとして最初に挙げるのは「フィット感」です。
この項目はインナー型特有であるが故、今回もっとも注目していただきたいところです。
インナー型の特徴でありメリットとして、やはり耳に入れて装用できるというところです。
オーバーヘッド型と違って髪型などを崩さずにすみ、また音漏れのリスクも最小限にできるという利点がある反面、長時間の装用は他のタイプのイヤホンよりも耳を痛めやすい構造となっています。
なので、せめて物理的な観点では負担を少なくしたいところですよね。
とはいえ、お店で実際に装用してフィット感を確かめるわけにはいきません。
なので購入前に自分の耳が大きめか小さめかなど、目安を確認しておきましょう。
できれば100円ショップで適当なイヤホンを購入し、一般的な大きさのものでどうかなど試しておくと良いでしょう。
また、イヤーピース(耳に入るシリコン部分)の大きさが選べるモデルもありますので、不安であればそうしたものを選んでも良いでしょう。
音質はクリアか?
せっかく音楽を聴くわけですから、音質も良いものがいいですね。
そこでオススメなのが「ハイレゾ対応イヤホン」です。
ハイレゾとはハイ・レゾリューション(High Resolution)の略で高解像度という意味です。
解像度というと、どちらかというとディスプレイモニタの性能を表す言葉ですが、この場合は「高音質」を意味します。
CDの音質以上での音楽再生を可能とする機器をハイレゾ対応機器といい、またディスプレイに対してのハイレゾと区別して、音楽の場合は「ハイレゾ再生」ともいいます。
ハイレゾ再生対応の機器には、その旨を示すマークが記載されています。
また、ハイレゾ再生を可能とするには「コーデック」という音を解釈するための機構が使われています。
主なコーデックとして
- aptX HD
- aptX Adaptive
- LDAC
といったものがあります。
実際にはハイレゾに対応するには有線タイプのイヤホンが好ましいとされていますが、これらのコーデックに対応していればワイアレスでもハイレゾ再生の音質を楽しむことができます。
連続使用時間は?
ワイアレスイヤホンの落とし穴。それが「バッテリー持続時間」
イヤホンに限らず、最近のワイアレス機器はこの辺りはだいぶん解消されたとは言え、ワイアレスイヤホンの場合は本体の小ささが故、どうしても使えるのは数時間程度とされています。
また、なかには10時間程度のバッテリー使用が可能のものもありますが、使うのは人間。
充電を忘れて、次の日使おうとしたらバッテリー切れといったことも考えられます。
仕方のない部分もありますが、「普段、音楽を聴く時間+α」くらいの時間を目安に、一応念頭に置いておきましょう。
おすすめインナーイヤホン5選
ここでは、2023年現在に販売されいてるインナーイヤホンのうち、特に人気のあるイヤホンを5モデルほど紹介いたします。
SOUNDPEATS Air3 Deluxe HS
おすすめポイント
ハイレゾ対応で、しかも約20時間の再生が可能というハイスペックインナーイヤホン。
大口径のダイナミックドライバー搭載により、インナーイヤホンの弱点であった重低音の再現も高音質を可能としています。
価格:7,980円
LinkBuds S WF-LS900N
おすすめポイント
ノイキャン対応で、しかも必要な時には外の音を簡単に取り込む機能まで搭載。
これで、ちょっと誰かに声をかけられた時でもイヤホンをわざわざ取り外す手間が省けます。
よく電車に乗る方など、乗換案内を聴き逃さなくて便利ですね!
価格:19,000円
EDIFIER NeoBuds Pro
おすすめポイント
純正アプリ「Edifier Connect」と組み合わせることで、イヤホンの設定を自分好みにカスタマイズできるという、面白いインナーイヤホン。
ノイキャン制御やサウンドエフェクトなど、移動中に聴く音でもトコトンこだわりたい方にはオススメです。
価格:16,999円
JVC HA-A5T-Z
おすすめポイント
ケンウッドから発売されている、コスパ最高のインナーイヤホン。
軽量かつ必要十分以上のクリアサウンドを実現。
他のインナーイヤホンには見劣りならぬ聴劣りするとの声もありますが、Spotifyなどで音楽を楽しむには十分以上です!
価格:3,600円
Anker Soundcore Liberty 4
おすすめポイント
メーカー独自ドライバー「A.C.A.A 3.0」の採用により、他のインナーイヤホンにはないクリアなサウンドを実現。
また3Dオーディオにも対応しているため、ライブコンサートの動画視聴では本当に観客席にいるかのような臨場感を味わえます。
価格:14,990円
まとめ
では、今回のまとめに入りましょう。
- インナーイヤホンは「フィット感」を要チェック!
- 耳の大きさがわからない時は、とりあえず100均イヤホンで目安確認
- 音質にこだわるならハイレゾ対応イヤホンを選ぼう!
- 充電時間はできればチェック!最近は20時間再生可能モデルもアリ!
インナーイヤホンはオーバーヘッド型と比べて本体が小さく、直接耳に密着させる繊細なオーディオ機器です。
より身に触れやすい分、丁寧に選びたいですね。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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