水没修理・基盤修理について
水没修理はスマートフォンが水に浸かってしまった場合に行われる修理です。
水没したスマートフォンは、無理に起動させたり、ドライヤーなどで乾かしたりするとさらなるダメージを受ける可能性があるため、それらの行為は避けるべきです。代わりに、自然乾燥させた後、修理店に持っていくことが推奨されます。
EyeSmartの水没修理の流れ
- 状況確認:水没した状況の詳細を確認します。どこで水没したのか、どれくらい水に浸かったのか、どんな液体に水没したのか、水没後の対処法などを詳しく尋ねます。
- 同意内容の確認:水没復旧の場合はその修理に対する保証は出来ません。一時的に起動してデータを取り出すことができる状態になれば成功となります。
- クリーニング:基板などの濡れてしまった部分の水没クリーニングを行います。この工程には約3時間程度かかります。スマートフォン全体の水分や汚れを除去する事で故障が直れば、クリーニング代金で修理が完了できます。尚、返却後も油断はできませんのでバックアップが必須です。
- パーツ交換:お客様のご希望に合わせた金額内でのパーツ交換などを行います。水没時に、画面やバッテリー、ドックコネクタ等に水が浸透している場合、そのパーツが壊れて使えなくなっていることがあります。データを取るためにバッテリーや画面等の交換が必要となります。
- 修理完了:修理が完了したらお客様に連絡します。尚、起動しないスマートフォンの水没修理は成功報酬となります。(専門設備で基盤修理を行った場合はその金額が修理代に加算されます)
- お会計・お渡し:お客様がご来店されたら、修理した端末をお渡しし、データなどに問題ないがないか確認していただき、大丈夫そうであればお会計で終了です。
水没修理しても直らない場合の最後の手段、基盤修理!
水没修理・水没復旧で起動しなかったスマートフォンは、更に微細な修理を請け負う提携の基盤修理専門業社に依頼する事ができます。
iPhoneが起動しない、異常に発熱する、リンゴループなどの起動障害が発生した場合、一般的な修理店ではバッテリーや他のパーツの交換、基盤のクリーニング、強制的な更新などを試みます。
しかし、これらの方法でも問題が解決しない場合、原因は基盤にある可能性が高いです。このような場合に修理店が提供できる最後の手段が基盤修理です。
しかし、基盤修理は一般的な修理店では行えないことが多いです。なぜなら、基盤修理に必要なパーツや工具・専用機械設備が店舗にはないため、基盤修理専門の業者に依頼する必要があります。これにより、修理には数日から1週間ほどかかることが多いです。
また、基盤修理が100%の成功を保証するものではないことを理解することも重要です。基盤の故障箇所によっては修理が不可能な場合もあります。しかし、データの救出が目的の場合、基盤修理は貴重な選択肢となります。
基盤修理後も、iPhoneは通常通り使用できますが、再発の可能性もあるため、バックアップを定期的に取ることをおすすめします。また、基盤自体が弱い場合や再発の可能性が高い場合は、早めの機種変更を検討することも考えられます。
最後に、基盤修理は、データがどうしても必要なお客様にとって最後の手段となります。修理店はお客様の大切なデータを復活させたいと思っています。しかし、基盤修理が必ずしも成功するわけではないこと、そしてその費用が高額になる可能性を理解していただくことが重要です。買い替えや売却を含めての比較、基盤の修理をする価値があるかどうかの見極めを行い、基盤修理を依頼することで強力な効果を発揮できうるサービスです。
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