Switch本体やバッテリーが膨らんだら注意！

リチウムイオン電池という名前を聞いたことがあるでしょうか。これは、私たちのスマートフォンやタブレットをいつでもどこでも充電できるようにする便利なモバイルバッテリーに使われています。しかし、この小さなエネルギー源が予想外の火災を引き起こすことがあり、そのリスクについて話を進めていきたいと思います。

身近にあるリチウムイオンバッテリーの危険性

バッテリー発火事故は有名なものでは３年程前のニュースで、東京駅ホームで撮影された発火事故の映像がニュース番組に提供されて話題を集めました。煙を上げるものを必死に踏みつけて火を消そうとする男性の姿がありました。この火災の原因は、彼のカバンの中にあったモバイルバッテリーから発生しました。リチウムイオン電池が内蔵されているこれらのバッテリーは、非常に便利ですが、時には火災や爆発の危険性を秘めています。

なぜバッテリーは危険なのか

郡山消防署の実験結果によると、リチウムイオン電池が火を起こす主な理由は、電池内部での短絡、つまり内部の部品が正しくない方法で接触してしまうことにあります。これは、電池が衝撃を受けたり、高温にさらされたりした時に起こりやすいです。実験を通じて、消防署は電池に穴を開けると、即座に火花が散り、激しい炎が上がる様子を示しました。これは、リチウムイオン電池の取り扱いには細心の注意が必要であることを物語っています。

Nintendo Switchもバッテリーが膨らむ？

Nintendo Switchに関する故障トラブルで代表的なものはバッテリー劣化や膨張することです。

Switchにもリチウムイオン電池が使われており、内部の化学物質が反応してガスが発生、バッテリーが物理的に膨らむ現象です。この問題が発生すると、ケースが押し上げられたり、画面が歪んだり、な隣接する回路や部品を圧迫することがあります。この状態のSwitchは、見た目にも異常があり、さわると怖いほどです。

ゲーム機やスマホの他、充電できる電気製品には、お子様やご年配の方も触る機会の多い機器も有ります。こうした機器が安全な使い方を心がける必要がありますよね？

Switchを分解して調査と修理

この問題を抱えたSwitchを見たとき、まずバッテリーの状態と全体の機能をチェックしました。意外にも、Switchはまだ充電ができ、ある程度機能しているようでした。

本体を開けてみると、内部もバッテリーの膨張によりかなりの圧力を受けていました。アルミニウム製の放熱板が曲がっており、内部の部品にも圧力がかかっている状態でした。バッテリーは非常に膨張しており、取り扱いを誤ると爆発の危険もあり、非常に注意が必要でした。

修理にあたっては、まずは危険な膨張したバッテリーを取り除くことから始めました。その後、他の部品がまだ使えるかどうかを検査評価しました。バッテリーの膨張以外は異常が見当たらなかったのが幸いです。

修理へのアプローチ

修理のためには、壊れた部品を取り除き、必要な部品を交換する必要がありました。

この場合は壊れたSwitchから膨張したバッテリーを取り出して交換する修理を行いました。これには、いくつかの部品を慎重に取り外し、再接続する作業が含まれます。交換する部品に応じて分解の手順、道順のような順番があります。

また、内部の清掃も重要で、特に冷却ファンや放熱関連の部品には多くのほこりが溜まっており、これらもついでにクリーニングまたは交換する必要がある事があります。これらの放熱機能などは事前のお客様とのお話でも部品の消耗具合の目処が立つ事が多いので、気になったSwitchのトラブルは気軽にお申し付けください。

このような修理は、内部の構造や部品の取り扱いに慎重である必要があります。特に、膨張したバッテリーの取り扱いは危険なため専門的な知識が必要です。最終的には、このSwitchをある程度まで復活させることができますが、膨張によって他の部分の故障や問題が複数見つかったデバイスの修理は、一般的にはあまり推奨されません。修理後は大事な内部データを退避させておく事がだいじです。

Nintendo Switchのバッテリー寿命を延ばすコツ

Nintendo Switchは、手軽に楽しめるゲーム機として人気がありますが、その動力源であるバッテリーは時間と共に弱っていきます。このバッテリーの減りを遅らせるためには、日常のちょっとした使い方を見直すだけで大きな違いが生まれます。又、思わぬバッテリー膨張トラブルのリスクも減らせる場合があります。

劣化を遅らせる使用方法

まず、Switchを使うときは、バッテリーの残量に気をつけることが大切です。バッテリーが完全になくなる前に充電する、逆にいつも満タン以上に充電しすぎないというのがコツです。特に、長い間使わないときは、半分くらいの電力で保管するといいでしょう。これは、バッテリーにかかる負担を減らして、長持ちさせるためです。

また、Switchを熱い場所に置いたり、長時間直射日光の下に放置したりするのは避けましょう。熱はバッテリーの大敵で、高温になるとバッテリーが早く劣化してしまいます。遊んでいて本体が熱くなってきたら、休憩を挟むことも大切です。

20% 未満で充電を開始し、80% 程度で充電を停止し、極端な温度を避け、長時間連続使用せずに、画面の明るさを下げ、振動機能をオフにし、Wi-Fi と Bluetooth を使用していないときはオフにし、公式の充電器とケーブルを使用し、バッテリーが劣化していると使用感で感じた場合は修理店へ見積もり診断を依頼することをおすすめします。

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EyeSmart修理店のサービス内容

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