「最近、スマホゲームも色んなのが出てきたけど、PCゲームも遊んでみたい」
しかし、PCでゲームをするには、それなりにスペックの高いPCが必要なのも確かです。
PCのスペックが足りていないままゲームをプレイしても、画面がカクカクしたりして楽しめないか、最悪の場合は動作すらしないことも。
そんなことになる前にこの記事に辿り着いたあなたは既に勇者!
この記事で、PCゲームをプレイするのに必要なスペックの知識を伝授しましょう!
PCでゲームをするのにチェックすべきスペック5箇所!
一般的に、ゲームを楽しむためのPCのことを「ゲーミングPC」と呼んだりしますが、そうしたPCを選ぶ際にチェックすべき項目として、以下の5項目があります。
- CPU
- グラフィックボード(GPU)
- メモリ
- ストレージ
- 電源ユニット
それぞれ、詳しく解説していきます。
CPU はCore i5は欲しいところ
PCの動作のうち、演算を担う部分がCPUです。
ここでいう演算というのは、ゲームの動作に必要となる処理にあたるところで、ここの性能が画面の動きがスムーズか否かにも関わってきます。
CPUには
- 動作は早いけど消費電力もそれなりのもの
- 動作は遅いけど低電圧で動くもの
の2種類があり、ゲーミングPCでは通常、前者を採用します。
処理速度重視のCPUにも、次のようにグレードがあります。
- Core i7
- Core i5
- Core i3
実際はCPUのコア数(演算部分がいくつあるか?)でも更に性能が変わってきますが、おおまかな目安として「Core i5以上」と覚えておくと良いでしょう。
画面描写は主にGPUが担当
ゲームの動作に関わる演算のうち、最も重要となる画面描写はGPUという部分が担うこととなります。
この GPUを動作させるための専用パーツをグラフィックボード(グラボ)と呼びます。
特に動きの描写に関してはリフレッシュレートという単位で考え、快適な動作には100〜144fpsほどのフレームレートがあると望ましいとされています。
グラフィックボードの増設の際には、実現できるリフレッシュレートで選びましょう。
メモリは16GBはあってほしい
PCのパーツのうち、メモリは演算に必要となるデータを「一時保管」する場所となります。
これは後述するストレージのようにデータを保存する部分ではなく、前述したCPUの動作を支援する目的を担っています。
2023年現在、一般的な事務用PCのメモリでは8GBのものもありますが、ゲーミング用途ですと最低16GBは欲しいところです。
PCのメモリは増設できる場合がほとんどですので、今お使いのPCでゲームをしたいけど、メモリ容量が心許ないという方は専門店などに相談してみましょう。
HDDよりもSSD!
HDDやSSDなど、PCの記憶媒体を総称してストレージといいます。
ストレージには2種類あり
- HDD・・・安価だが、書き込み動作は遅い
- SSD・・・高価だが、書き込み動作が早い
という性質があります。
PCの動作に必要となるWindows OSやソフトウェアもストレージに存在するため、記憶媒体ではありますがPCの動作にも影響する部分となります。
比較的、高いスペックが要求されるゲーミング用途ですと迷わずSSD一択となります。
結構肝心!電源ユニットも強力なものを
ゲーミングPCは一般的なPCと違って、グラフィックボードなど電力消費の大きいパーツを搭載することとなります。
よって、その電力消費に耐えられるだけのタフな電源ユニットも必要となります。
ゲーミングPCの電源ユニットは、電力の単位であるワット数(W)で選びます。
搭載するパーツにもよりますが、最低でも500W、できれば750〜850Wあると良いとされています。
ゲーミングPC用に揃えたいデバイス3つ!
快適にPCゲームを楽しむには、本体の性能だけでなくユーザーの操作性にも気を使いましょう。
特に、以下の入出力に関わるデバイスにはこだわりたいところです。
- ゲーミングキーボード
- ゲーミングマウス
- 高解像度ディスプレイ
それぞれ、こだわりポイントを解説してまいります。
ゲーミングキーボードの選び方
快適なゲームプレイには 入出力デバイスにも気を使いたいところです。
特にキーボードは操作に必要となるコマンド入力のほとんどを担う、重要なデバイスとなります。
ゲーミングキーボードには押しごたえによって、その採用スイッチによる分類があります。
主に次の3つに分類され、
- 赤軸・・・軽めの押し心地で、静音
- 青軸・・・重めの押し心地
- 茶軸・・・赤軸と青軸の中間ぐらい
この3分類から、自分の好みやプレイするゲームの特性に合わせて選びましょう。
ゲーミングマウスの選び方
マウスも、キャラの動きなどに直結する重要な入力デバイスです。
通常のマウス同様、ゲーミングマウスにも優先タイプと無線タイプがあります。
動きの激しいFPSなどであれば、コードが煩わしくない無線タイプがオススメなど、このあたりもプレイするゲーム内容を考慮して選ぶと良いでしょう。
また、特定の動作を割り当てられるサイドボタンの数やその機能などもよくチェックしておきましょう。
高解像度ディスプレイの選び方
ディスプレイを選ぶ時には「タイプ」「解像度」「リフレッシュレート」の3つを意識しましょう。
まずタイプですが、これは3タイプに分けられ
- TNパネル・・・レスポンスが早く、FPS向け
- IPSパネル・・・色が鮮やか。3D系にオススメ
- VAパネル・・・暗い色でも鮮明に映し出せる。無彩色系の色を多く使うゲームプレイ向け
つぎに意識すべきは解像度です。
これは、描写のきめ細かさの尺度となります。
一般的にゲーミング用途ですと4Kモニタを選ぶ場合が多いようです。
その下位モデルとして、フルHDというモニタもあり、これは4Kの1/4の解像度となります。
最後に意識したいのはリフレッシュレート。
グラフィックボードの章でも触れたように、これは動きの滑らかさに関わってきます。
グラフィックボード同様、できれば144fpsに対応したディスプレイが望ましいでしょう。
まとめ
ゲーミングPCを選ぶ際は
- CPUはCore i5以上
- メモリは16GB以上
- グラフィックボード、ディスプレイは144fps
- ストレージはSSD
- 電源は500W以上
を最低限、意識して選びましょう。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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