デカすぎだろ!巨大Android【TitanView Pro 4K】
「TitanView Pro 4K」は、なんと32インチもあるとても大きなAndroidタブレットです。スマホやタブレットのサイズのイメージをくつがえすような、この特別な端末は、中国のTitan Armyというメーカーが作り、日本ではリンクスインターナショナルという会社が2023年11月に発売しました。2025年4月の今でも売られていて、見た目のインパクトと便利な機能から「動かせるスマートモニター」と呼ばれることもあります。この記事では、この機械がどれだけ大きくて何ができるのか、わかりやすく紹介します。
くそデカAndroidの性能は?
このタブレットの頭脳にあたるSoCは「MediaTek MT8195」が使われ、OSはAndroid 11が搭載、メモリは8GB搭載、ストレージの容量は128GBです。画面は32インチのVA液晶で、4Kの高画質(3840×2160、60Hz)を映せます。
タッチは10本の指で同時に反応します。無線通信は最新のWi-Fi6とBluetooth5.2に対応しています。 重さは約17kg、高さは132.9cmもあるので、大人でも少し驚くサイズです。キャスター付きの台があるので、移動もしやすく、倒れにくいように工夫されています。
カテゴリ項目 | スペック内容 |
---|---|
製品名 | TitanView Pro 4K |
発売日 | 2023年11月3日(日本国内) |
画面サイズ / 解像度 | 32インチ / 3840×2160(4K) |
タッチ操作 | 10点マルチタッチ対応 |
OS / CPU | Android 11 / MediaTek MT8195 |
メモリ / ストレージ | 8GB RAM / 128GB ROM |
通信機能 | Wi-Fi 6 / Bluetooth 5.2 |
サイズ(スタンド含む) | 幅73.15cm × 奥行38.5cm × 高さ132.89cm |
重量 | 約17kg |
スタンド調整機能 | 高さ200mm、前後±18°、左右±30°、縦横ピボット対応 |
カメラ | 800万画素(脱着式 / 4K撮影対応) |
マイク / スピーカー | 4連マイクアレイ / 10W×2スピーカー |
映像入力端子 | mini-HDMI 2.0 / USB Type-C(DP Alt Mode) |
バッテリー性能 | 14.8V / 10,000mAh(最大4時間駆動) |
実際どれくらい大きいのか?
画面だけのサイズは奥行きが28.3cm、幅が73.15cm、高さが42.89cmです。これは32インチのテレビとほぼ同じです。台まで含めると、奥行き38.5cm、幅73.15cm、高さ132.89cmと、だいたい小学校高学年の子どもと同じくらいの高さになります。 重さの約17kgは、大きめの犬を入れるキャリーケースと同じくらいです。持ち上げるには少し大変ですが、台のキャスターを使えば簡単に動かせます。
巨大Androidを支える台のつくり
この台はアルミでできていて、画面の高さは20cmの範囲で変えられます。前後に18度、左右に30度まで動かせるので、見やすい角度に調整できます。さらに画面を縦にも横にも回せるので、文字や写真を縦に大きく見せることもできます。キャスターには止める機能もあり、動かしたあとしっかり固定できます。
電源とバッテリーはどうなってるの?
中にはリチウムバッテリーが入っていて、電源がない場所でも最大4時間使えます。
バッテリーの容量は14.8V/10,000mAhです。
充電は付属の専用アダプター(19V/6.32A)でできますが、USB Type-Cを使って、別の機器から電気をもらうことも可能です。 電源ケーブルなどの端子は台の下の部分にまとめられていて、コードがごちゃごちゃしないようになっています。
他の機器とのつなぎ方は?
画面として使いたいときは、mini-HDMIかUSB Type-Cでパソコンなどとつなぐことができます。
USB Type-Cは映像を送る機能にも対応しています。カメラは800万画素で、4Kの動画も撮れます。マグネットで簡単に取り外せるので、画面を縦でも横でも自由に付け替えられます。 そのほか、音を拾うマイクが4つ、スピーカーは10W×2個ついているので、ビデオ通話や会議にも向いています。
巨大Androidの値段と人気は?
この巨大Androidのお値段は税込みで189,800円!
発売から1年半たった2025年4月の時点でも注文が続いています。
実際に使っている人からは「会議用のディスプレイとして便利」「フィットネスやダンススタジオの録画できる鏡代わりになる」などの声があり、特に仕事で使っている人が多いようです。
巨大Androidどんな場面で使える?
離れた場所にいる人と話しながら作業したいとき
このタブレットは、大きな画面で指でさわって操作ができるので、仕事や学校の話し合いをオンラインで行う時にとても役立ちます。パソコンとつなげば、書いた内容をその場で共有できるので、先生や上司、友達と話しながら説明したいときにぴったりです。
お店の入口や駅の中で使いたいとき
画面を立てて使えるので、お店のおすすめ商品を紹介したり、駅で道案内を表示するのにも使えます。画面に触って操作できるので、お客さんが自分で情報を探すこともできます。明るい場所でもよく見えるので、外でも安心です。
映画やゲームを大きな画面で楽しみたいとき
映画や動画を見るのにぴったりの大きな画面があり、画質もとてもきれいです。ゲームアプリも指でさわって遊べるので、スマホよりも大きく迫力ある映像で楽しめます。家族みんなで映画を見たり、友達とゲームをしたりするのにちょうどいい機械です。
巨大Androidの特徴
本体の裏側には、熱を逃がすための細長い出っ張り(リブ)があり、
長時間使っても熱がこもりにくくなっています。
また、電源やHDMI、USBケーブルなどはスタンドの中にまとめてしまえるので、見た目もすっきりします。 ただし、落としたりぶつけたりすると壊れやすいので、持ち運びのときは専用のケース(別売)を使うのが安心です。
巨大Androidの今後の進展は?
今のところ新しいモデルの発表はありませんが、「5Gの電波に対応してほしい」「画面をもっときれいな有機ELにしてほしい」といった声が出ています。学校などで、何台もの画面を同時に動かせるような機能も期待されていて、今後さらに進化したモデルが登場するかもしれません。
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