みんなが迷ってる!Wi-Fi置き場所の最強決定戦!
今まさに「どこに置けば速く安定するの?」と困っている人向け!
下の手順どおりに進めれば、最短で“正解の場所”にたどり着けます。
ステップ1|まずは“置くべき場所”を先に決める
Wi-Fiルーターを置くと安定する効果的な場所
安定したWi-Fi環境を実現するためには、次のような場所がおすすめです。
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家・部屋の中心部 電波は球状に広がるので、中央に置けば効率的に家の隅々まで届きます。
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床から1〜2mほど高い位置 少し高い場所(棚の上やラック)は障害物を避けやすく、電波が全方向に安定して飛びます。
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頻繁に通信する部屋(リビングやダイニングなど) よく使う部屋に設置すれば、機器との距離が近くなり接続が安定します。
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周囲に障害物が少ない、見通しの良い場所 物が少なく開けた場所だと電波が遮られにくいです。
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家電や金属・水場から離れた場所 余計な電波干渉を防げます。
補足
複数階の建物の場合は「家の中央+中間階」が最適です(例:3階建てなら2階中央)。また、天井から吊す、壁の高い位置にラックで固定するのも効果的です。
まとめ:
ルーターは「家の中心」「床から1〜2m高い」「家電・水・金属から離す」「障害物が少ない場所」に置くことで、広い範囲で安定したWi-Fi通信が可能になります。逆に「床や窓際・家電や金属の近く・水槽や花瓶の近く・障害物が多い場所・高温」には置かないよう注意しましょう。
ステップ2|“置いてはいけない場所”をチェックして除外
Wi-Fiルーターを置いてはいけない場所
Wi-Fiルーターの設置場所によって、電波が弱くなったり不安定になったりします。次のような場所は避けましょう。
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水槽や花瓶など水の近く 電波は水に吸収されてしまうため、通信が不安定になります。
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電子レンジやテレビなど家電製品の近く 家電が発する電子ノイズがWi-Fi電波と干渉するため、繋がりにくくなります。
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金属製の棚や家具の近く 金属は電波を反射・吸収しやすく、通信の妨げになります。
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棚の中や押し入れ・収納空間 電波が外に漏れにくくなり、家中に届きにくくなります。
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床や窓際、部屋の隅 床に置くと電波の大半が下や外に逃げ、窓際では屋外に漏れて効率が下がります。
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障害物が多い場所、本や土壁の近く 障害物が多いと電波が遮られて安定しません。
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高温になる場所や直射日光が当たる場所 本体が熱で故障したり、性能が落ちることがあります。
ステップ3|まだ弱い部屋がある?“反射板”で微調整
Wi-Fiを強化安定させる裏技でアルミホイルを巻くなどがあるが本当?なぜ効果がある?
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アルミの結論:アルミホイルは「電波を反射する」ので狙って使えば効果あり!
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アルミホイルなどの金属はWi-Fiの電波(電磁波)を反射する性質があります。
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例えば、ルーターの電波が「壁の外や不要な方向に逃げてしまう」場合、その壁側にアルミホイルを板状に設置することで、電波を部屋の中へ跳ね返すことができます。
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**「電波が欲しい方向にのみ集める」「不要な方向への漏れ・干渉を減らす」**といった工夫次第では、実際に電波強度・通信安定性が改善するケースも報告されています。
「アルミホイルは電波を反射させて、反射させた方向に電波を飛ばす効果があるためです。アルミホイルで電波を強くする際は、電波を届けたい方向と逆方向から覆うように設置するとよい」
逆に「ルーターを包む」等はNG、電波が弱くなる!
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ルーター本体やアンテナをアルミホイルでぐるぐる巻きにしてしまうと、電波が遮断され、むしろ電波が弱くなってしまうので注意。
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過熱や故障のリスクもあるため、ルーター本体の冷却にも注意。
実際の効果と使い方のポイント
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アルミホイルを活用する場合は「反射板」のイメージで、壁側などに板状に設置し、電波を跳ね返して部屋の中に集めるよう工夫すると効果的です。
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特に「部屋の隅で電波が弱い」「特定方角だけ届いてほしい」時におすすめ。
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配置次第で強くも弱くもなるため、トライ&エラーで最適な設置場所を探すことが重要です。
アルミホイルの謎、結論まとめ
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アルミホイルはWi-Fiの電波(電磁波)を反射するため、狙った方向への強化や遮蔽ができる。
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本体を包むのはNG、反射板として活用するのが正しい方法。
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万能ではないので、ルーターの設置環境・配置を優先しつつ、「補助的な裏技」として活用しましょう。
「電波が強くなる裏技」は科学的理屈に基づき、工夫次第で実際に改善が見込めますが、やり方を間違うと逆効果なのでご注意ください。
ステップ4|それでも不満?ルーター世代を見直す
中古スマホショップや家電量販店にWi-Fiルータが売っていますよね?
どのWi-Fi規格対応のものがいいんでしょうか?
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最新のWi-Fiルーター対応規格と特徴/年代
ここ10年ほどでWi-Fi規格は大幅に進化し、2025年現在
以下の主要規格・名称・特徴・策定年が存在します。
世代 | 新名称 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数帯 | 主な特徴 | 年代 |
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第4世代 | Wi-Fi 4 | IEEE802.11n | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz | 複数アンテナによる高速化、広い範囲 | 2009年 |
第5世代 | Wi-Fi 5 | IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz | 速度向上、安定性アップ、大容量通信 | 2013年 |
第6世代 | Wi-Fi 6 | IEEE802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz | MU-MIMO/高効率/複数デバイス同時接続 | 2019年 |
Wi-Fi 6E | Wi-Fi 6E | IEEE802.11ax (6E) | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 6GHz追加で混雑緩和、新周波数対応 | 2019年 |
第7世代 | Wi-Fi 7 | IEEE802.11be | 46Gbps | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 320MHz帯域・4096QAM・複数帯同時利用(MLO) | 2024〜2025年 |
Wi-Fi世代ごとの特徴ポイント
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Wi-Fi 4(11n)
広範囲通信、複数アンテナ利用で速度向上。古い規格なので光回線では性能不足の場合あり。 -
Wi-Fi 5(11ac)
5GHz専用、大容量高速通信、4K動画やオンラインゲームにも強い。 -
Wi-Fi 6(11ax)
同時大量接続に強く、多機器環境に最適。省電力性・混雑対策も進化。 -
Wi-Fi 6E
Wi-Fi 6に6GHz帯域が加わり、さらに安定した高速通信が可能に。 -
Wi-Fi 7(11be)
最新世代。320MHzの広帯域、4096QAMによる高効率通信。MLO(複数帯域同時利用)で遅延・混雑を極限まで減少。16台同時接続も快適、最大46Gbpsと圧倒的速度。
Wi-Fi規格世代選びの目安
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一般家庭~ビジネスはWi-Fi 6(6E)以上が推奨
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最新機器、多台数、高速環境重視ならWi-Fi 7が最適
上記規格は下位互換性があるため、新しいWi-Fiルーターを選ぶと旧世代もカバーできます。
2025年!Wi-Fi選びの最終結論
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家の中心かつ床から1〜2mの高め・見通し良い場所を第一候補にする!
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水・金属・家電・収納・床/窓際・高温を避けて微調整!
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まだ満足いかなければ、壁側に“反射板(アルミホイル)”をたて、逃した電波を補強!
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まだまだ不満ならルーターの世代(Wi-Fi 6/6E/7)又はもっと新しい規格を検討する!
— 以上。これで「今どこにWi-Fiを置けば最強か」が決められます。
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