iPhoneガラス割れ、フレームが歪んでしまったら?【フレーム矯正の対応と注意点】
この記事では、iPhoneのガラスや画面が割れ、さらに金属フレームが歪んでしまった場合の修理プロセスと注意点について、修理店EyeSmartの視点から詳しく解説します。
iPhoneのガラス割れとフレーム歪みの原因
iPhoneのガラス割れやフレームの歪みは多くの場合、落下や衝撃が原因となります。特に高い場所からの落下や、硬い表面への衝撃はガラス面にひび割れを生じさせ、フレームにまで歪みを及ぼす可能性が高いです。
また、ポケットやバッグでの圧迫もフレームの歪みを引き起こすことがあります。さらに、不意に何かの弾みで、曲げやねじれの力をかけてしまう事故は意外と多いものですよね。これはフレームに歪みを生じさせます。歪みの中には、小さい範囲が大きくねじれ曲がっているものもあり、目視では見落としがちの地味な歪みと考える人も多い様です。ですが長期間使用することで金属とガラスの間に歪みによる隙間ができてしまい、金属より弱いガラスに影響を及ぼす可能性があります。
フレーム歪みの修理に必要な専門的な手法
フレーム歪みの修理においては、EyeSmartでは特に緻密な作業を行なっています。
まず、スマホ専用の小型の万力の様な専用ツールを使用して端末を固定します。このツールは、フレームの細かい歪みを正確に補正するために小さく頑丈に作られています。固定しながら、画面パネルなどをはめ込んだ時にフレームがガラス部分に干渉しない様に、寸法を計算しながら歪みを矯正していく過程は数回に分けて行われます。この作業は非常に繊細であり、専用の器具と高度な技術が必要です。ただし、矯正作業には限界があり、半壊したような極端な状態のフレームは修理不可能です。そのようなケースでは、新しいフレーム部品の導入が必要となる場合もあります。このように、フレームの歪み矯正は専門的な手法と器具が不可欠であり、修理の範疇を超えた損傷には対応できない点に注意が必要です。
フレーム矯正後のリスクと対策
フレーム矯正後には、微細なズレや金属疲労が残る可能性があり、これが将来的に新たな問題を引き起こすリスクがあります。EyeSmartでは、このようなリスクを最小限に抑えるための対策を講じています。特に、矯正が困難なレベルの歪みである場合、フレーム矯正よりもフレーム載せ替えをお客様に提案することがあります。つまり、使い方によっては弱くなっている部分から割れてしまうケースもあるということです。この載せ替え作業には新しいフレーム部品の手配が必要となり、それによって修理代が変動する場合があります。大抵のケースでは、見積もり診断時に矯正が可能かどうかを判断しています。修理の前に参考にしていただくと幸いです。
基盤の載せ替えと矯正
スマートフォンやタブレットなどのガラスと金属が組み合わさる製品では、硬さや柔軟性の違いから、ほんの微細なズレがあるだけでも修復した部分の強度低下が起こりえます。基盤の載せ替えをお客様に提案することがあるのはそのためです。つまり、使い方によっては、今後に弱くなっている部分からヒビが入ってしまうケースもあるということです。
この載せ替えは、新しいフレーム部品を特別に入手して基盤を移植する作業です。この手法は、フレーム矯正よりもコストがかかる場合があり、そのため修理代が変動する可能性があります。一般的に、フレーム矯正は載せ替えよりも格安ですが、お客様の使用状況や今後の使用計画によっては、載せ替えがより適切な選択となります。例えば、長期間の使用を予定している場合や、頻繁に外出先で使用するような状況では、載せ替えをおすすめすることがあります。このように、EyeSmartでは各お客様の状況に応じて最適な修理方法と費用を提案しています。
EyeSmartではこの様なメーカー対応外の「高度で細かな修理」も受付中です!
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